HERE’S WHAT YOU NEED TO KNOW
世界で今起きている事
Quartz読者の皆さん、おはようございます。月曜日は、今週の世界の動きをダイジェストでお伝えしています。最新のグローバルニュースを、どうぞチェックして下さい（英語版はこちら）。
- COVID-19の世界の死者数は40万人を超えた。6日土曜日にインドの感染者数は23万6,657人に達し、世界で6番目に多い国となりました。また同日、インドネシアは、これまでで最多となる約1,000人の新規感染者が確認されたと報告しました。
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The global death toll of Covid-19 passed 400,000. India’s total case count reached 236,657 on Saturday, making it the sixth-highest in the world. The same day, Indonesia reported 1,000 new cases, which was the highest number of new cases the country had ever reported. - ボリウッドが撮影を再開。もっともインドのプロデューサー組合は、30万人規模の業界に対し、撮影現場でのメイクアップ禁止や、人が密集するキスシーンやダンスシーンの禁止、65歳以上の撮影参加禁止など、COVID-19の感染リスクを軽減するために細心の注意を払うよう指示しています。
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Bollywood starts to resume filming. But the Producers Guild of India is mandating the 300,000-person industry takes extreme precautions, including no on-set makeup application, no crowded kissing or dancing scenes, and no one over the age of 65 present to try to mitigate the transmission of Covid-19. - 米上院議員が中国を新たに非難。フロリダ州選出の共和党上院議員、リック・スコットはBBCに対し、中国がCOVID-19ワクチン開発のための西側諸国の努力を妨害しようとしている証拠があると語りましたが、詳細は明かしませんでした。
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A US senator lobs new charges at China. The US has evidence China is trying to sabotage western efforts to develop a Covid-19 vaccine, Florida Republican Rick Scott told the BBC without providing any details. - 中国は自国民にオーストラリア旅行を思いとどまるよう呼びかけている。中国の文化観光省は、中国人旅行者は暴力と差別にさらされていると主張していますが、オーストラリア政府は否定しています。これは両国の緊張関係を示す最新の兆候です。
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China dissuades its citizens from traveling Australia. The ministry of tourism said Chinese travelers faced violence and discrimination, an accusation denied by the Australian government. It’s the latest sign of tension between the two nations. - AstraZenecaはGileadに合併の可能性を打診した。英製薬会社のAstraZeneca（アストラゼネカ）と米製薬会社のGilead Sciences（ギリアド・サイエンシズ）はいずれもCOVID-19ワクチンの開発を進めており、合併が実現すれば、ヘルスケア業界で過去最大規模の合併となります。
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AstraZeneca woos Gilead for a potential merger. A combination of the two companies, both of whom are pursuing a Covid-19 vaccine, would be the biggest healthcare deal in history. - 2019年の日本の出生数は第二次世界大戦の水準を下回った。厚生労働省が発表した新しい人口動態統計によると、子どもをもつことを奨励する政策にもかかわらず、人口の減少傾向が続く可能性が高そうです。
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Japan’s births in 2019 dipped below World War II levels. New numbers from Japan’s Ministry of Health, Labor and Welfare showed that despite policies to encourage having children, the country’s aging population will likely continue to shrink.
what to watch for this week
世界の「今週の動き」
- 月曜日：台湾が5月の貿易統計を発表▽ベトナムがEUとの自由貿易協定を批准▽ニューヨーク連邦準備銀行が消費者予想に関する月次調査を発表▽Fluor（フルーア）、Stage Stores、StitchFix（スティッチフィックス）の決算。
- 火曜日：ソウルの裁判所がサムスン電子の李在鎔（イ・ジェヨン）副会長に対する検察の逮捕状請求を審査▽モルガン・スタンレーが金融サービスに関するバーチャル会議を開催 ▽米労働省が4月のJOLTS（求人労働移動調査）を発表▽GameStop、Chewy（チューイ）、AMC Entertainmentの決算。
- 水曜日：FRB（米連邦準備理事会）が2日間のFOMC（連邦公開市場委員会）をジェローム・パウエル議長の記者会見で締めくくる▽CPI（米消費者物価指数）を発表▽ブラジルのインフレデータを発表。
- 木曜日：香港証券取引所でNetEase（網易）のIPO▽トヨタ自動車がバーチャル株主総会を開催▽Adobe（アドビ）、Lululemon（ルルレモン）の決算。
- 金曜日：ミシガン大学消費者信頼感指数（速報）▽米国の輸入物価データが発表。
Charting Online Commerce
アマゾン以外も大躍進
Eコマースで盛り上がるのはAmazonだけではありません。同社の株は2020年、30％以上上昇していますが、オンライン小売業者の中には、それ以上の業績を上げているところもあります。
2020年、オンラインで家具や家財を販売するWayfair（ウェイフェア）の株価は2倍の値上がりを見せています。4月、ハンドメイド製品に特化したプラットフォームを展開するEtsy（エツィー）は、マーケットプレイスの成長率が100％に達し（PDF）、株価は90％以上上昇したといいます。同社CEOのJoshua Silvermanは、「4月の力強い成長の大きな原動力のひとつは、布製マスクだった」と6月2日の決算説明会で語りました。
ペット用品のオンライン企業、Chewy（チューイ）は、2020年に入って約75％急騰。中国のEコマース大手JD.comの米国株は約60％上昇しています。
SURPRISING DISCOVERIES
世界のトリビア
- 深海の生物は自分の鼻水で巣をつくる。科学者たちはこれまで、巨大な幼虫が粘液でつくった複雑な構造物を、生物そのものだと考えていました。
- 科学者たちは地球上で最もきれいな空気を発見した。南極海のある地点では、人間の活動によって引き起こされる粒子物質が大気中に存在しません。
- 反転したDNAは我々の健康に何らかの役割を果たしているのかもしれない。いわゆるZ-DNAはらせん状に右に曲がるのではなく、左に反転しています。科学者たちは、それが私たちの健康にどのように影響するかを理解し始めたところです。
- カブトガニはCOVID‐19の検査とワクチンにおいて重要な役割を果たしている。彼らの血液は、細菌の汚染によって生成される危険な毒素の存在を研究者に警告しています。
- ブラックホールもエネルギーを吐き出している。崩壊した星は、近くに来るあらゆる物質を吸い込むので、シャボン玉のように熱くて電気を帯びたガスも吐き出します。
【今日の夕方は…】
本日6月1日（月）のPMメール「Next Startups（次なるスタートアップ）」は、「世界のVCからみたNext Startup」と題し、サイバーエージェント・キャピタル チャイナの北川伸明CEOをゲストに迎え、一足早く“アフターコロナ”に突入した中国の動向に迫ります。
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