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Daily Brief:中国ワクチンの実力は?

中国のワクチン、好調のシャオミ、米国で右派アプリの台頭。「今、世界で起きている事」を、チャートやトリビアとともにお届けします。

Image copyright: REUTERS/TINGSHU WANG
REUTERS/TINGSHU WANG
This story was published on our Quartz Japan newsletter, A glimpse at the future of the global economy-in Japanese.
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Daily Brief

世界で今起きている事

Quartz読者の皆さん、おはようございます。日本では感染者の増加がニュースになっていますが、中国ではワクチンの接種が始まっているようです。金曜日のグローバルニュースをお届けします(英語版はこちら)。

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REUTERS/TINGSHU WANG
  1. Xiaomiはインドの祝祭シーズンに1,300万台のデバイスを販売した。​スマートフォン市場の覇権をめぐってSamsungと争っている中国のスマホ大手、Xiaomi(シャオミ、小米科技)は、900万台の携帯電話に加えて、400万台のテレビやスマートバンド、その他のデバイスを販売しました。​パンデミックにもかかわらず、Xiaomiは昨年のシーズンより8%以上売り上げを伸ばしています
    📱
    Xiaomi sold 13 million devices during India’s festive season. The Chinese tech giant, which is battling Samsung for dominance in the smartphone market, moved 9 million phones, plus 4 million TVs, smart bands, and other devices. Despite the pandemic, Xiaomi boosted sales more than 8% over last year’s season.
  2. ​100万人近くの中国人がSinopharmのワクチンを接種した。中国の国営製薬大手、Sinopham(シノファーム、中国医薬集団)は、注射の安全性に重大な問題はないと報告していますが、その効果を証明する確かなデータはまだ報告されていません。​当局はいずれにしても予防接種を進めており、他のいくつかの政府も自国民のために注文することを検討しているようです。
    💉
    Nearly one million Chinese citizens have taken Sinopharm’s vaccines. The state-run drugmaker reports that there have been no serious safety issues with the shots, but it has yet to report solid data proving their efficacy. Authorities are moving ahead with inoculations anyway, and several other governments are considering ordering doses for their own citizens.
  3. ​Facebookによると1,000件に1件の割合でヘイトスピーチが含まれている。​同社は四半期ごとのコンテンツ・モデレーション・レポートの中で、ヘイトスピーチの普及率について初の推計を公表しました。7~​9月期にには、ヘイトスピーチと判断した2,210万件の投稿について、警告フラグを付けたり、削除したりするなどの対応を取りました。
    🤬
    Facebook said one in 1,000 pieces of content it shows users includes hate speech. The company gave its first public estimate on the prevalence of hate speech in a quarterly content moderation report. In the quarter ended in September, it flagged or removed 22.1 million instances of hate speech.
  4. ​BuzzFeedがHuffPostを買収。​オンラインメディア各社が合併して成長を加速させようとするなか、今回の買収は一連の大規模なデジタルメディア合併の最新の動きです。​BuzzFeed(バズフィード)の創業者、ジョナ・ペレッティは、自身が共同創業者でもあるHuffPost(ハフポスト)の経営に再び参加することになります。​両社は今後、コンテンツとデジタル広告収入を共有します。
    💰
    BuzzFeed bought HuffPost. The deal is the latest in a string of major digital media mergers, as online publishers seek to consolidate to kickstart growth. BuzzFeed founder Jonah Peretti will be reunited with HuffPost, a brand he also co-founded. The companies will share syndicated content and digital ad revenue.
  5. ​ドナルド・トランプは米大統領選の結果に引き続き異議を唱えている。​ワシントン・ポストは、ミシガン州ウェイン郡での選挙結果の認証に一時、反対していた共和党の検査人のもとに大統領が電話をかけていたと報じています。​トランプは、州の選挙管理当局に300万ドル(約3億1,000万円)の再集計費用を支払い、一部地域で再集計を行うことに成功しました。
    🧐
    Donald Trump continued to contest the results of the US presidential election. One of the Republican electors in Michigan who asked to rescind certification of election results received a phone call from the president, the Washington Post reports. Trump succeeded in getting a partial recount in Wisconsin after his campaign gave $3 million to the state’s elections committee.

Covid-19 or climate change relief?

コロナか気候変動か?

COVID-19のための初期の助成金のかなりの部分が、医療システムの支援や、人々の生活維持、そして、雇用の安定のために使われてきました。しかし、その多くがインフラや経済への投資に充てられる予定です。米次期大統領のジョー・バイデンや、英首相のボリス・ジョンソンといったリーダーたちは、より持続可能な未来に向けた再建という観点から発言しています。

世界経済の再建には、今、迫り来る巨大な脅威の一つである、気候変動による最悪の影響を回避するための努力も含まれるはずです。科学者のDavid L. McCollumは、どうすれば新型コロナウイルスへの救済資金で、気候変動の最悪のケースを食い止められるか、その方法を探っています(英語記事)。

Charting Parler’s growth

右派向けアプリの台頭

保守派がTwitterやFacebookのファクトチェックやコンテンツ管理から逃れられる場所であると自称する、右派ソーシャルメディアプラットフォームのParler(パーラー)は、11月3日の米大統領選以降、400万回以上ダウンロードされています。この爆発的な成長は、50年にわたって高まり続けた米国の党派意識を象徴する新たな1ページです

政府やメディアに対する信頼の墜落、テレビやネット上のめまいがするほど党派に傾向した報道機関、そして、直近の大統領選の間、増え続けた誤情報の氾濫がなければ、Parlerは台頭しえなかったでしょう。そして、アプリが流行るかどうかにかかわらず、このアプリを成長させた長期的な傾向も変らないでしょう。

You asked about vaccine safety

ワクチンは安全なのか?

Pfizer(ファイザー)のワクチンは生きたウイルスなのですか? また、免疫力のない患者でも接種して大丈夫なのでしょうか?

回答者:

良い質問ですね。他の多くのワクチンとは異なり、このワクチンは弱体化した生きたウイルスではありませんし、殺されたウイルスでもなければ、細胞を保護する抗体を生成するために複製できるウイルスタンパク質でもありません。弱毒化された生きたウイルスを使ったワクチンは、免疫システムが低下している人にとって必ずしも安全とは限りません。実際の病原体との共通点が多いため、将来の感染に備えて抗体を活性化させるための軽度の反応では、過剰な反応を起こす可能性があります。

しかし、ファイザーとBioNTech(ビオンテック)が共同開発するワクチンは、ウイルスを一切使用していません。このワクチンは、メッセンジャーRNA(mRNA)に依存しており、私たちの細胞がウイルスを破壊するための抗体を構築するプロセスを開始するための説明書として使用することができる遺伝物質の一種です。mRNAは、体が感染性のないウイルスの断片やコブ(この場合はSARS-CoV-2の外側にあるスパイクタンパク質)を作るための指示コードを提供し、抗体反応を開始させます。

Moderna(モデルナ)のワクチンは、もう一つのmRNAワクチンで、これとほぼ同じような働きをします。今のところ、PfizerとBioNTechの治験において、免疫不全者に対する有効性に関するデータはありませんが、予備試験の結果では、高齢の治験者でも副作用が少なく安全であることを示しており、これは期待が持てます。

SURPRISING DISCOVERIES

世界のトリビア

  1. コンピューターマウス×電話。本当にあったんです
  2. イヌのような大きさのトカゲが米国に侵入している。大型トカゲのアルゼンチンテグーは、体長4フィート(約1.2メートル)ほどにまで成長し、口に入るものはほとんど何でも食べてしまいますが、いくつかの州ではペットとして飼われていたものが脱走しています
  3. 食肉工場の管理者は何人の従業員がCOVID-19に感染するか賭けていた。米食肉大手、Tyson Foods(タイソン・フーズ)の工場の幹部は、症状を訴える従業員にも出勤を命じる一方で、感染者が何人出るか、賭けをしていました
  4. 教皇が夜遅くまでスクロールしていた? ​バチカンは、なぜローマ教皇庁の公式アカウントが、薄着のモデルの写真に「いいね!」したのか、Instagramに説明を求めています。
  5. 食料品チェーンがサンクスギビングデーに向けて”super spread”を呼びかけた。​Giant Food(ジャイアント・フード)は、広告での不適切な表現を謝罪しました。

今日の夕方は…

Image copyright: REUTERS/MIKE BLAKE
REUTERS/MIKE BLAKE

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