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マスクのTwitter買収、現実に/中国株、最悪の下げ幅/香港「報道の自由」の降伏宣言

4月26日、世界で今起きていること。買収額は約5.6兆円/中国株、最悪の下げ幅/ルーブル続伸/コカ・コーラの収益回復/香港「報道の自由」の降伏宣言/放置されていたウイスキー樽に記録的高値…。

Image of Elon Musk superimposed on headshot of Parag Agrawal
Image copyright: Elon Musk: Reuters, Parag Agrawal: Twitter, photo-illustration by Quartz
Who will be Twitter’s next CEO?
This story was published on our Quartz Japan newsletter, A glimpse at the future of the global economy-in Japanese.
  • Sota Toshiyoshi
By Sota Toshiyoshi

Editor in Chief (Quartz Japan)

Published

Daily Brief

世界で今起きている事

おはようございます。誰がツイッターの新しいCEOに? これで業績も再浮上する? QuartzのSlackもこの話題でもちきりですが、今朝も「世界で今起きている事」をお伝えします。

Image of Elon Musk superimposed on headshot of Parag Agrawal
Image copyright: Elon Musk: Reuters, Parag Agrawal: Twitter, photo-illustration by Quartz
Who will be Twitter’s next CEO?
  1. イーロン・マスクがツイッターを買収する。ソーシャルメディア企業のツイッターは、億万長者のマスクが1株当たり54.20ドルで株式を買い取るとの内容で、買収提案を受け入れることになりました。買収額は、約440億ドル(約5.6兆円)相当になるとみられます。マスクはツイッターの株式を非公開化する予定です。
    Elon Musk is buying Twitter. The social media company will be acquired by the billionaire for $54.20 a share, in a deal worth roughly $44 billion. Musk plans to take Twitter private.
  2. 米国はロシアに対するメッセージをエスカレートさせた。ロイド・オースティン米国防長官は、米国はウクライナでの戦争がロシアを「弱体化」させることを望むと述べました。
    The US escalated its message toward Moscow. Defense Secretary Lloyd Austin said the US hopes the war in Ukraine will result in a “weakened” Russia.
  3. ロックダウンの恐怖が市場を怯えさせた。中国・上海での新型コロナウイルス規制が長引き、北京の住民も同様のロックダウン措置に備えるなか、中国株は過去2年間で最悪の下げ幅を記録し、原油価格の指標が下落しました。
    Lockdown fears spooked markets. Chinese stocks had their worst selloff in more than two years while oil benchmarks dropped as covid-19 restrictions in Shanghai stretched on, and Beijing residents prepared for similar measures.
  4. ルーブルが続伸した。企業が今週、納税予定であることを受け、ロシアの通貨は対ユーロで77ルーブル台まで上昇し、約2年ぶりの高水準に達しました。
    The ruble continued its rise. The Russian currency climbed to more than 77 rubles against the euro, its highest level in nearly two years, thanks to tax payments companies are expected to make this week.
  5. フォードがEVを増産する。自動車メーカーの米フォード(Ford)は、EVピックアップトラック「F-150ライトニング」の生産台数を、当初目標の4万台から、今後1年間で15万台まで増やすと発表しました。
    Ford is making more EVs. The automaker said it will increase production of its F-150 electric truck to 150,000 vehicles in the next year, up from an initial goal of 40,000.
  6. コカ・コーラの収益が回復した。飲料メーカーの米コカ・コーラ(Coca-Cola)は、コーンシロップなどの商品原価が上昇するなかで、第1四半期は売上高を伸ばしました
    Coca-Cola’s earnings rebounded. The beverage manufacturer posted higher sales last quarter even as the cost of goods such as corn syrup rose.

What to watch for

報道の「降伏宣言」

香港の外国人記者クラブ(FCC)は、四半世紀にわたり、アジア地域での優れた人権報道を顕彰する「ヒューマン・ライツ・プレス・アワーズ」(Human Rights Press Awards)を主催してきました。先週末、FCCの理事会が今年の選考中止を決議したのは、発表のわずか10日前のことでした。

今年の受賞者としては、2020年に施行された国家安全維持法に基づくかたちで警察の手入れを受けた独立系報道機関Stand News立場新聞)の名が噂されていました。

Image copyright: Stand Newsは2021年12月に発刊を停止 REUTERS/Tyrone Siu

香港では今月、選考の審査を務めるひとり、ジャーナリストのアラン・アウ(Allan Au)が扇動罪で逮捕されています。FCC会長のキース・リッチバーグ(Keith Richburg)は会員への電子メールで選考の中止について伝えており、香港市内のジャーナリストは多くの「red line」(越えてはならない一線)に直面しており、FCCが「意図せず法律に違反することを望まない」として難しい決定を下したと述べています。

日曜日(24日)には、8人のジャーナリストが報道の自由委員会から辞しました(QuartzリポーターのMary Huiもその1人)。8人のほとんどが、理事会の決定を受け、報道の自由を守る使命を果たし続けることができないことをその理由として明らかにしています(Maryもかつて理事を務めていた)。

月曜日(25日)午後の時点で、FCCのウェブサイトからは「香港とアジア地域全体の報道の自由を守る」との文言は削除されています

India has a Russia shipping problem

印〜露航路の暗い見通し

ウクライナでの紛争によって、インドの海運物流が崩壊に直面しています。その要因は原油価格の高騰船舶不足で、インドのロシア向け輸出を担う企業は甚大な負担を強いられています。

さらに悪いことに、インド〜ロシア間のコンテナ約3,000個を積んだ船舶が、ヨーロッパや西アジアで立ち往生しているとも報じられています。船会社は未着コンテナの返送料を輸出業者に請求していますが、一方の輸出業者は、代替となる陸路を探すか、他国で新たな買い手を探すか、あるいは単に再輸入するかという選択を余儀なくされています。

黒海航路をはじめとするルートが遮断されたため、インドはロシアやその近隣諸国、あるいはイラン(チャバハル港)への航路として、中国(青島港)やトルコを経由するなどルートを描き直さざるをえなくなっています。これにより輸出業者のコスト圧力は著しく高まっていますが、明確な終息は見えていません。

SURPRISING DISCOVERIES

世界のトリビア

  1. 世界最高齢の人が119歳で亡くなった。日本に住む田中カ子(かね)さんは、人類が初めて有人動力飛行を成功させた1903年に生まれました
  2. 忘れ去られたウイスキーの樽が、100万ポンド(約1.6億円)という記録的価格で売れた。米国のバイヤーが30年以上前にマッカラン蒸留所から5,000ポンド(約81万円)で樽を購入し、そのまま放置していたようです。
  3. 行方不明になったコニャック。酒類大手のバカルディ(Bacardi)が、6万5,000ドル(約830万円)相当の蒸留酒がパリからロサンゼルスへの貨物便の中で消えたとして、アメリカン航空(American Airlines)を訴えました。  
  4. ほとんどの米国人は映画『リトルフット』のような世界は望んでいない。米国の成人のうち、絶滅したティラノサウルス・レックスを蘇らせてほしいと答えた人は、わずか10%でした。

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