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Daily Brief:ドイツ、ロシア産原油から独り立ちへ

5月2日、世界で今起きていること。ドイツ、今夏にもロシア産原油締め出し/ペロシ下院議長がキエフ訪問/インド首相が欧州歴訪/北京でCOVID-19規制強化/BAYCのメタバースで市場混乱

This story was published on our Quartz Japan newsletter, A glimpse at the future of the global economy-in Japanese.
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Daily Brief

世界で今起きている事

おはようございます。ゴールデンウィーク中も世界は大きく動いています。今週も、月〜金は毎朝「世界で今起きている事」をお伝えします。今夜は号外ニュースレターも配信予定です。

Image copyright: REUTERS/Axel Schmidt
  1. ドイツは、ロシア産原油の使用を速やかに中止する方向に進んでいる。ドイツは、ロシア産燃料への依存は早ければ夏の終わりには止まるとしており、EU全体の禁輸措置がより現実味を帯びてきました。
    Germany is on track to quickly quit Russian oil. The country said dependence on the foreign fuel could cease as soon as summer’s end, bringing an EU-wide embargo closer to reality.
  1. さらに米国の要人がキエフを訪問。ナンシー・ペロシ下院議長を含む米国議員は、ウクライナの首都キエフでウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談し、「勝利を勝ち取る」まで支援することを約束しました。
    More top US officials visited Kyiv. US lawmakers, including house speaker Nancy Pelosi, pledged support to Ukrainian president Volodymyr Zelenskyy until “victory is won.”
  1. ナレンドラ・モディがヨーロッパに行く。インドのモディ首相はドイツ、デンマーク、フランスを訪問し、貿易と再生可能エネルギーについて話し合う予定です。一方、日本の岸田文雄首相は、中国のプレゼンスの高まりなどについて協議するため、東南アジアを歴訪しています。
    Narendra Modi is Europe bound. India’s leader will visit Germany, Denmark, and France to talk about trade and renewable energy. Meanwhile, Japan’s prime minister Fumio Kishida is touring southeast Asia, with a focus on China.
  1. 北京は新型コロナウイルス規制を強化した。中国・北京市の住民が公共スペースや交通機関を利用するためには、新型コロナ検査の陰性証明が必要です。レストランでの店内飲食は、少なくとも5月4日まで停止されることになりました。
    Beijing tightened covid restrictions. Residents must now test negative to enter public spaces and transit. Restaurants have been closed until at least May 4.
  1. 今日、アマゾンの労働組合をめぐり別の票集計が行われる。ニューヨーク市スタテンアイランドにある倉庫で組合結成に成功したのに続き、別のアマゾン施設でも勝利すれば、労働運動の力が強まっていることを示すことになります。
    Another Amazon union vote count is expected today. Following successful efforts to organize a union at one Staten Island warehouse, a victory at another facility would signal the labor movement’s growing strength.
  1. ケニアが最低賃金を引き上げた。これまでは月額1万3,500ケニアシリング(約1万5,000円)でしたが、インフレの影響を受ける労働者を救済するため、12%増額されました。
    Kenya raised its minimum wage. It was 13,500 Kenyan shillings ($116.68) per month, but has been increased by 12% to help workers with inflation.

What to watch for

猿の惑星(メタバース)

A image of a monkey wearing a red, white, and blue helmet is reflected in a glass circle.
Image copyright: Reuters/Florence Lo
A representation of cryptocurrency Ethereum is seen next to non-fungible tokens (NFTs) of Yuga Labs “Bored Ape Yacht Club” collection displayed on its website.

価格変動が大きいことで知られるクリプトおよびNFTの世界ですが、ここ数日の高騰はなかでも記録的なものとなりました。市場の混乱を生んだ原因は、先月30日(現地時間)、Bored Ape Yacht Club(BAYC)が独自のメタバース「Otherside」の仮想土地を表すNFTの新しいブロックをローンチし、オークションを開始したことにあります。結果、彼らは3億2,000万ドル(約415億円)資金を集め、NFTとしては過去最大の売出しとなりました。

「Otherdeeds」と呼ばれる仮想土地の販売価格は、1区画あたり約6,000ドルが付けられていました。その需要は非常に高く、イーサリアムのブロックチェーン上で取引を行うために必要なコスト(「ガス」[gas]と呼ばれます)が高騰し、一部の購入者はNFTの代金とほぼ同額の手数料を支払うほどでした。ETHの取引を追跡するツール「Etherscan」は、この熱狂の中でクラッシュしています

5万5,000におよぶ区画すべてが売却され、公開時点での流通価格は、最低でも1万9,944ドル(7.2ETH)。BAYCがクリプト市場にもたらす大きな波は、Othersideにつくられた仮想の土地に何があるのかが明らかになれば、さらに続くことになるでしょう。

👀 土曜日にお送りした連載Next Startup最新回「ポストサブスクはNFTから生まれる──Moonbirds」もあわせてチェックを!

Airbnb’s five rules for remote work

エアビーのリモート流儀

Airbnbはいま、リモートワーク注力しています。CEOのブライアン・チェスキー(Brian Chesky)も自ら物件から物件へと飛び回り、それを楽しんでいるに違いありません。これまで大手テックがそれぞれ「どこからでも働ける」ポリシーを発表してきましたが、チェスキーのそれは、なかでもとりわけ柔軟なものといえます。

  1. ワーカーは、オフィスを使うか使わないかを選べる
  1. スタッフは、どこに移動しても給料は変わらない
  1. 従業員は170カ国それぞれの場所で年間90日まで働ける…
  1. …ただし、ほとんどの場合、四半期ごとに1週間の対面ミーティングが必要
  1. 組織内の連携を維持するために、Airbnbは年に2回の主要製品リリースを伴う複数年のロードマップを中心に計画を立てると発表

こうしたルールを実際に運用するとなると、書くよりもはるかに難しいでしょう。しかし、Airbnbのリーダーは、「どこからでも仕事ができるようになる」には根本的な変化が必要だと理解しているようです。

Airbnb Chief Executive Brian Chesky poses for a photo.
Image copyright: Reuters/Phil McCarten
King of the digital nomads.

SURPRISING DISCOVERIES

世界のトリビア

  1. デンジャラス・ターキーが米国の首都を恐怖に陥れている。通行人を襲うのは、ふくよかな七面鳥──ワシントンDCの複数の連邦機関がその身柄を狙っています。
  1. 科学者は、地球の位置情報を宇宙のどこかのエイリアンに届けようとしている。あとは彼らが友好的であることを願うのみです。
  1. 米アーカンソー州が小売チェーンのファミリー・ダラーを訴えた。同州は、流通拠点で「大規模かつ長期的な」ネズミの侵入があったとしており、ファミリー・ダラー(Family Dollar)がネズミの入った商品を故意に販売したと主張しています。
  1. タリバン指導者が公の場に姿を現したのは、この6年で2度目。最高指導者のハイバトゥラー・アクンザダ(Hibatullah Akhundzada)がモスクで短い演説をしました。アフガニスタンはいまも宗派間の暴力と食糧不足に苦しんでいます。

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