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サンリオ×アリババで株価上昇/米3G終了へ/謎のロケット、月に衝突

7月1日、世界で今起きていること。習近平が香港入り/米最高裁判決、排出規制でも物議/韓国が最低賃金引き上げを約束/サンリオ×アリババで株価上昇/米3G終了へ/謎のロケット、月に衝突

This story was published on our Quartz Japan newsletter, A glimpse at the future of the global economy-in Japanese.
  • Sota Toshiyoshi
By Sota Toshiyoshi

Editor in Chief (Quartz Japan)

Published

Daily Brief

世界で今起きている事

おはようございます。今日で2022年も折り返しだなんて信じられませんが、今朝も「世界で今起きている事」をお伝えします。

Image copyright: November 28, 2013. REUTERS/Carlo Allegri
  1. 新たな「鉄のカーテン」が下りてきている。これはロシアのセルゲイ・ラブロフ外相の発言ですが、本来、「鉄のカーテン」は第二次世界大戦後の東西の緊張関係を指すことばとして使われていました。ロシア軍は黒海のウクライナ領、スネーク島からの撤退を余儀なくされたほか、欧州人権裁判所はロシア側に拘束された英国人の死刑執行を禁じる命令を出しましたが、おそらく実効性はなさそうです。
    A new iron curtain is descending. So says Russian foreign minister Sergei Lavrov. Meanwhile, Russian forces were pushed out of Snake Island, and the European Court of Human Rights sent a probably fruitless order forbidding Moscow to execute detained Brits.
  1. 習近平が香港に到着した。中国の習近平国家主席は、英国からの香港返還25周年を祝うとともに、過去2年間の香港での弾圧を「成功」と称しています。
    Xi Jinping arrived in Hong Kong. China’s president is celebrating the 25th anniversary of the British handover while calling his crackdown in Hong Kong over the last two years a success.
  1. 米最高裁は、排出規制をめぐり連邦政府の権限を制限した。この判断は、連邦政府の気候変動との戦いを妨げることになります。米連邦最高裁はこの1週間で、人工妊娠中絶の権利を認めた判例を覆すなど、物議を醸す判断を相次いで示しており、今後も重要判断が続きそうです
    The US Supreme Court weakened federal power to regulate emissions. The move hinders the country’s ability to fight climate change. After a jarring week of SCOTUS decisions, the docket appears to continue the theme.
  1. 韓国は、2023年に最低賃金を引き上げることを約束した。今年に入ってからの引き上げに加え、今回、インフレ対策として5%引き上げることで、韓国の最低賃金は米国や日本と同水準になります。
    South Korea committed to raising its minimum wage in 2023. Added to an earlier hike this year, the 5% increase, meant to fight inflation, puts the country on par with the US and Japan.
  1. 北朝鮮のハッカーが、1億ドル(約135億円)相当の暗号資産を盗んだ疑い。先週のHorizon Bridgeへのハッキングによる資金流出事件は、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」(Lazarus)が関与したとされる他の事件と手口が似ているということです。
    Hackers from North Korea are suspected of stealing $100 million in crypto. Last week’s Horizon Bridge heist had some stylistic similarities to other thefts attributed to Lazarus Group.
  1. TSMCがリスクを警告している。台湾の半導体大手であるTSMC(台湾積体電路製造)は、従業員の離職や電力・水の安定確保に苦労しており、これは半導体不足が続くなか、良い兆候とは言えません。
    TSMC threw up a red flag. The Taiwanese semiconductor giant has been struggling with employee turnover and utility concerns, which doesn’t bode well for the ongoing chip shortage.
  1. ハローキティが株式市場で大もうけ。このカワイイ・キャラクターをデザインしたサンリオ(Sanrio)は、アリババ(Alibaba、阿里巴巴)とのマスターライセンス契約を締結後、株価が15%上昇しました。
    Hello Kitty made big gains on the stock market. Sanrio, the company that designed the kawaii character, saw its stock jump 15% after signing a deal with Alibaba.

What to watch for

米国でも3G終了

T-モバイルT-Mobile)は6月30日(現地時間)をもって、米国内における3Gネットワーク停止します。これは5G通信のための電波周波数帯を確保するための措置で、他の米国大手キャリアではAT&TスプリントSprint)がすでに3Gネットワークを停止。ベライゾンVerizon)も年内に追随する予定です。

3Gネットワークの死”は、一部の古い携帯電話やキンドル、ロードサイドアシスタンスシステム「オンスター」(ゼネラルモーターズが展開する自動車用のドライバー・サポート・システム)などが使えなくなることを意味します。もっとも、過去10年間に販売されたほとんどのデバイスであれば、新しい5Gネットワークと互換性があるとされています

米国での3Gネットワークは、2002年に開始しました。スマートフォンでのインターネット利用──動画やソーシャルメディアのフィードを見る分には十分な速度を提供し、「スマホ時代」の到来に貢献しました

米国はじめ、欧州日本での3Gネットワークはすでに閉ざされつつありますが、世界のその他の地域において3Gは依然としてウェブへの重要なアクセスを提供しています。特にキューバなどの発展途上国において導入された3Gネットワークは、歴史的だった昨年の全国的な反政府デモの組織化に貢献し、事態を記録として残すことも可能にしました。

Giant Tesla batteries are killing…

電力不足の救世主?

Image copyright: TESLA

電力会社はピーク時の過剰需要に対応するために「ピーカー・プラント」と呼ばれる発電施設を用意していますが、そのエネルギー源は石炭や天然ガスです。では、コンテナサイズのバッテリーがあればピーカー・プラントは不要になる、というのはほんとうでしょうか?

少なくとも米国では、テスラ(Tesla)が提供する大型蓄電システム「メガパック」(Megapack)がその期待に応え始めています。テスラはユーティリティスケールのバッテリー施設建設を加速させており、そのスピードは2021年には前年比で約10倍にもなっています。メガパックは、需要が低いときには再生可能エネルギーを貯蔵し、逆に需要が高いときには電力網にクリーンな電力を提供するとされています。

大型バッテリーにこだわる企業はテスラだけではなく、ライバルとしてLGサムスンの名前が挙がります。大型バッテリーの製造競争が進むことで、この業界を制した企業はひと財産を築くことでしょう。同時に、世界が化石燃料から脱却する上で、重要な役割を果たすことにもなります。

SURPRISING DISCOVERIES

世界のトリビア

  1. カナダのラジオ局が同じ曲を10時間流し続けた。2人のDJが解雇されたことに抗議するため、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「Killing in the Name」を繰り返し流していたのです。
  1. サクランボ1粒あたり296ドル(約4万円)。青森で開発された品種「ジュノハート」1箱(15粒入り)に、初競りで4,420ドル(60万円)の値がつきました
  1. AIには感情があると信じている人が増えている。この考え方は問題を引き起こすかもしれませんし、人間の孤独をやわらげることになるかもしれません。
  1. 英国の納税者は、セクシービジネスの株を手に入れた。英国政府は税収を財源としたファンドから、成人向けパーティーの主催者であるキリング・キトゥンズ(Killing Kittens)に融資しており、その融資が株式に転換されました。
  1. 「謎のロケット」が月に衝突。それがどこから来たものなのか、NASAはまだ解明できていません

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