Editor’s Letter #2
7月のQuartz Japan
こんばんは。Quartz Japan編集長の年吉です。このニュースレターでは、メンバーシップ読者の皆さんに、7月に予定している新しいコンテンツについてお知らせします。
ON NEW NEWSLETTERS
週刊宇宙・週刊アフリカ
7月、Quartz Japanは、新しいニュースレターを始めます。「宇宙ビジネスのいま」「アフリカのいま」を、週に一度お伝えする「週刊」ニュースレターです。それぞれタイトルは、「Space Business」と「Weekly Africa」。Space Businessの第1号は明日7月1日（水）、Weekly Africaの第1号は7月6日（火）、どちらも21時ごろにお送りします。
平日毎朝、世界で起きている出来事を伝えている「Daily Brief」は、新聞で言うなら「朝刊」のようなものだと思っています。平日夕方、世界のビジネストピックを深掘りする「Deep Dive」は「夕刊」で、週末に配信している「だえん問答（A Guide to Guides）」はさしずめ「日曜版」といったところでしょうか。
Quartz Japanは、世界の「いま」を日ごと週ごとパッケージにして、定期的に届けています。そうすることで、皆さんといっしょに世界の動きを「定点観測」してやろう、と思ってきたわけです。
ラインナップに加わる2通のニュースレターは、それぞれひとつのテーマに絞った定点観測。Daily BriefやDeep Diveに比べると、よりミクロな視点のニュースレターになりそうです。世界のビジネスを寄ったり引いたり、縦横無尽に見渡す楽しさを、追究していきたいと思っています。
せっかくなので、「週刊」ニュースレターを始めることにしたきっかけを、少しだけ紹介させてください。
Space Businessの配信を始めようと思ったのは、アマゾンのジェフ・ベゾスが宇宙飛行に出発する計画を発表した今月7日のことでした。ベゾスはいまから3週間後、7月20日にも自ら創業したブルーオリジン初の有人宇宙船に乗って宇宙へ飛び立つともいわれています。想像以上に加速する宇宙開発から、目が離せない──ベゾスが宇宙へ行くその瞬間は、より深い知見があればこそ実感をもって受け止められるのではないかと思っています。
Weekly Africaに取り組むきっかけとなったのは、同じく今月13日にQz.comで公開したアフリカ特集とそれを受けて執筆された20日のニュースレター「アフロポップの優美」です。いまも大きな変化を続けるアフリカの面白さと、それに比べてあまりに少ない日本語情報。ああ、もったいない。もっと知りたい、伝えたい──という想いを素直にニュースレターにしてみることにしました。Weekly Africaでは、アフリカ（とくにビジネス）における動きを、ストレートニュースのほか、チャートでの解説やベンチャー投資動向などまとめて、お届けする予定です。
最後に、もうひとつお伝えしておきたいのは、2本の新しい「週刊」ニュースレターは7月いっぱい、1カ月の期間限定でのお届けの予定だということです。もし好評ならば継続も……と考えていますが、ニュースレターを読んでぜひご感想をお聞かせください。
OUR FEATUR
中国関係を読み解く
6月にお届けした「ニュースレター特集」はお楽しみいただけましたか？ 「中国ウォッチャーに訊く」と題して、6月21〜25日の1週間、対中政策のキープレイヤーである英国の視点から、さまざまな分野の識者のインサイトをお伝えしました。ニュースレターを見逃した方も、下記のリンクから全文を読むことができます（要ログイン）。7月も、新しい特集を予定していますので、どうぞご期待ください。
- 中国問題は、英国に学べ（6/21）
- 中国の上手な「愛し方」（6/22）
- 中国は地球を救えるか（6/23）
- 中国、2017年の大転換点（6/24）
- アヘン戦争以来の大物、中国を語る（6/25）
Quartz Japanでは、世界の「新世代ビジネスリーダー」たちが愛読しているニュースストーリーを毎日朝夕、メールでお届けしています。メールボックスで新たな情報を受取る「体験」を、ぜひお楽しみください（登録はこちらから）。
ご質問やお問い合わせは、members+japan@qz.comまでご連絡ください。