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What to watch for today
世界で今日起きること
Quartz読者の皆さん、おはようございます。毎朝、次のビジネスリーダーに必須のグローバルなニュースをお届けします。英語版はこちらから。
- インドのデモが激化。改正国籍法がイスラム教徒の移民を差別しているとして、20都市で抗議活動が計画されています。反対派は、この法律は、モディ首相がヒンズー至上主義を初めて法的に表現したものだと考えています。
- スウェーデンがマイナス金利解消へ。世界的な景気低迷への懸念が続いていますが、スウェーデンは世界で初めて政策金利を0%に引き上げると見られます。超低金利は、地元銀行にとってコスト高となっていました。
- ウラジミール・プーチンは難しい質問を避ける。ロシア大統領が、年末恒例の長時間会見を行います。プーチン大統領は、昨年予想した1.8%の成長率を下回る見通しの経済についての質問は避けるとみられます。
【今日の夕方は…】
今日12月19日のPMメールは、「Millennials Now（ミレニアルズの今）」です。今回のテーマは、「パッション・エコノミー」。“個性あるサービス経済”と説明されるパッション・エコノミーとは一体何か？ 今、若い世代に支持されるその裏側をレポートします。
While you were sleeping
あなたの就寝中に
- 米下院が弾劾について審議。政府が弾劾条項訴追案の採決に向けて準備を進める中、下院の討論では、悲鳴や責任転嫁の声が飛び交いました。
- テンセントがユニバーサルミュージックとの契約を取り戻そうとした。報道によると、中国の巨大テック企業Tencent（テンセント）は、以前のパートナーが手を引いた後も、シンガポールの国策投資家や他の政府系ファンドが、フランスのメディア企業Vivendi（ヴィヴェンディ）が持つ音楽レーベルの株の買収を続けることを望んでいるようです。これが実現すれば、欧州のメディア企業に対する中国の最大の投資となります。
- 国連が難民支援で「決定的な転換」を表明。スイスのジュネーブで開催された第1回グローバル難民フォーラムは、さらに数十億ドル規模の援助を決め、加盟国は自国を逃れてきた世界の2600万人の難民を再定住させることを約束しました。
- ボリビアが前大統領の逮捕を命じる。ボリビアの検察官は、扇動とテロの容疑で命令に署名しました。社会主義者のエボ・モラレス前ボリビア大統領は、先月、10月20日の選挙結果に関する不正で抗議され、アルゼンチンに亡命。モラレスが続投しないことがクーデターであるかどうか、市民の間で意見が分かれていました。
- Big Techがスマートデバイスの規格で協力。インターネットにつないで使う家庭機器「スマートホームデバイス」で、IT大手が連携を発表しました。主な課題は接続性で、Amazon、Apple、Googleなどのスピーカーが他のあらゆるデバイスと互換性があるかどうか。各社によると、セキュリティは「基本的な設計理念になる」としています。
【今週の特集】
今週のQuartz（英語版）の特集は「The business of water scarcity（水不足のビジネス）」です。世界中で、新鮮な水が足りなくなる事態が発生しています。企業たちが支配する水ビジネスと、資本主義の問題について、Quartzが論じます。
Matters of debate
世界のトリビア
- ヘッドフォンが音楽の音を変える。アーティストはボーカルとベースのレベルを調整することで、リスニング体験に適応してきました。
- ピーナッツが特に致命的なのには理由がある。マメ科植物は複数のアレルゲンを含んでおり、消化管を高速で通過することができます。
- 巨大な岩は驚くほど弾力がある。南米チリのアタカマ砂漠を落ちていく岩は、予想していない軌跡をたどります。
- ウナギの繁殖は科学的な謎だ。研究者たちは最終的にそれがどこで起こるかを解明したが、その方法はまだ分かっていない。
- ガムを噛むことは、DNA型を後世に残す素晴らしい方法。科学者たちは、6,000年前のサンプルから女性のDNA型を特定することに成功しました。
（写真：ロイター）