Daily Brief:五輪報道官、ウイグル強制労働は「嘘」

Daily Brief:五輪報道官、ウイグル強制労働は「嘘」

Daily Brief

世界で今起きている事

おはようございます。今朝も「世界で今起きている事」をお伝えします。北京五輪も、今日を入れて残すところあと3日です。

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Image: REUTERS/Fabrizio Bensch
  1. ウクライナ東部での衝突が激化した。この停戦協定違反は、親ロシアの分離独立派とウクライナ当局が対立したもので、学校が迫撃砲で攻撃される事態となりました。この緊張は、株価にも良い影響を与えていません
    Violence intensified in eastern Ukraine. Cease-fire breaches—which Russian-backed separatists and authorities in Kyiv pitted against each other—led to schools getting hit by mortar shells. The tension hasn’t been good for stocks.
  2. テスラが調査されている。米当局は テスラ(Tesla)車の運転支援システムのブレーキ機能に関する苦情を受けて、調査を行っています。一方、イーロン・マスクCEOは、民事訴訟での和解をめぐって米証券取引委員会(SEC)とつばぜり合いをしています
    Tesla is being probed. US officials are fielding complaints about false breaking in vehicles. Meanwhile, CEO Elon Musk sparred with the government over a civil securities settlement.
  3. 香港は全域での新型コロナウイルス検査を検討している。今月に入って、新規感染者数は60倍にもなっています。
    Hong Kong is considering city-wide covid testing. New cases are up by 60 fold this month.
  4. ドアダッシュとウォルマートの決算が発表された。フードデリバリー・サービスのドアダッシュ(DoorDash)は直近の四半期に記録的な注文数を達成し、米小売大手のウォルマート(Walmart)によると、買い物客は価格により敏感になっているようです。
    DoorDash and Walmart reported earnings. The food delivery service saw record orders in the latest quarter, while Walmart saw more price anxiety among its shoppers.
  5. インドで、グリーン水素に関するビッグプロジェクトが進行中。インドは、気候変動に関する目標を達成するため、2030年までに500万トンのクリーン燃料を生産したいと考えています。
    India has big green hydrogen plans. The country wants to produce 5 million tonnes of the cleaner fuel by 2030 to meet its climate goals.
  6. 五輪関係者のウイグル発言が物議を醸している。北京オリンピック大会組織委員会の報道官である厳家蓉(Yan Jiarong)は、新彊ウイグル自治区のイスラム系住民に対して中国が人権侵害をしているという主張は「嘘」だと指摘しました。
    An Olympics official made a controversial Uyghur comment. Yan Jiarong, a spokesperson for the Games, called claims of human rights violations against the Muslim population “lies.”

What to watch for

好調なラグジュアリー

Three models walk down a catwalk wearing black strappy numbers from designer Nensi Dojaka in 2020 during London Fashion Week.
Image: Reuters/Henry Nicholls

2022-23年秋冬シーズンのロンドン・ファッション・ウィークが本日(18日)、開幕します。コレクションのハイライトとも言えるバーバリー(Burberry)は、ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)やマルベリー(Mulberry)といったビッグネームのブランドと同様に、ショーを行いません。ニューヨークで行われる予定だったトム・フォード(Tom Ford)のショーも同じで、彼のチームの多くがCOVID-19でダウンしていたため、ショーを行うことができませんでした。

しかし、四大ファッション・ウィークの中でも、ロンドンは新しい才能を送り出すことで最もよく知られています。注目の若手であるリチャード・クイン(Richard Quinn)や、昨年の「LVMH プライズ」受賞者ネンシ・ドジョカ(Nensi Dojaka)のような新進気鋭のデザイナーが活躍しています(写真は、2020年2月に行われたネンシ・ドジョカのショー)。

ラグジュアリー業界全般も活気があるようです。エルメス(Hermès)は本日、通期決算を発表します。二大ラグジュアリーグループであるLVMHとケリング(Kering)の最近の決算報告では、2021年の収益が過去最高に。LVMHは前年比44%増、ケリングは35%増と、こちらもともに2019年の水準を大きく上回る収益となりました。


where’s your semiconductor?

車に影響の半導体不足

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欧州の自動車販売は、果てしなく続くチップ不足の影響を受け、7カ月連続で減少しました。今年1月に欧州で登録された新車はわずか68万台で、これは、欧州自動車工業会(ACEA)が1990年代に記録し始めて以来、1月の数字としては歴史的な低水準になっています。アウディ(Audi)、シュコダ(Skoda)、ポルシェ(Porsche)を擁するフォルクスワーゲン(Volkswagen)や、プジョー(Peugeot)、フィアット(Fiat)、シトロエン(Citroen)を擁するステランティス(Stellantis)のほか、ルノー(Renault)、BMW、メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)といった伝統ある欧州勢は、いずれも2021年1月に比べて販売台数が減少したといいます。

1月は各社にとって、それほど悪い時期ではなかったはずです。アジアのメーカーは、より強固なサプライチェーンのおかげで、半導体不足の嵐をうまく乗り切っています。しかし、トヨタとホンダはチップの在庫が枯渇しつつあることを認めており、来年はより厳しい年になることを示唆しています。


SURPRISING DISCOVERIES

世界のトリビア

  1. 犬小屋に隕石が落下。そのため、当然、トタンの囲いは20万ドル(約2,300万円)で競売にかけられることになりました。
  2. ペロトンは、あなたに「レインボーロード」を走っているような気分を味わってほしい。同社の新しいビデオゲームは、最近の業績よりも良い感じです。
  3. インゲンマメの形をした虫が歴史を刻んだ。オスとメスのハーフになったのは初めてだそうです。
  4. ニューハンプシャー州の中学生が進水させたボートが見つかる。2020年に出航した、碑文を載せたボートを、ノルウェー人学生が発見しました。
  5. Googleドキュメントの新バージョンには改ページがない。Google Docsは、「共同作業」というものを完全に変えてきました。Google Docsが革命的だということに、まだ納得がいきませんか? そんなあなたは、Quartz Obsessionポッドキャストの最新エピソード(英語)を聴いてみてください。

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