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Daily Brief:プーチンが動き出した

9月22日、世界で今起きていること。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は改めて核戦力の使用も辞さない構えを表明しました。

This story was published on our Quartz Japan newsletter, A glimpse at the future of the global economy-in Japanese.
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DAILY BRIEF

世界で今起きていること

Quartz読者の皆さん、おはようございます。9月22日の「世界で今起きていること」をお届けします。

Image copyright: Sputnik/Gavriil Grigorov/Pool
  1. ロシアはウクライナでの戦闘のために予備役30万人の動員を命じた。また、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は改めて核戦力の使用も辞さない構えを表明。予備役の招集が発表されたことを受けて、ロシア発の航空券は完売しました。
    Russia ordered the mobilization of 300,000 troops to fight in Ukraine. It also renewed its warnings of a nuclear threat. Flights out of Russia have sold out following the call on reservists.
  1. 米ドルが20年ぶりの高値を更新した。一方、英ポンドは米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ予想とロシアのウクライナ侵攻拡大を前に、37年ぶりの安値となりました。
    The US dollar hit a 20-year high. Meanwhile, the British pound sank to a 37-year low ahead of an expected Fed rate hike and an escalation in Russia’s invasion of Ukraine.
  1. 産業革新投資機構は、東芝の買収を模索している。官民ファンドの産業革新投資機構(Japan Investment Corp.)は、米ベイン・キャピタル(Bain Capital)と連合を組んで東芝の買収交渉を進めようとしています。
    Japan Investment Corp. is seeking to buy out Toshiba. The state-backed fund is in talks with Bain Capital to jointly bid on the conglomerate.
  1. 英国は、6カ月間にわたる企業向け光熱費支援策を発表した。10月1日から企業のガス・電力契約に反映されるこの緊急対策(エネルギー卸売価格に上限を設ける)は、エネルギー価格が高騰するなか、企業が冬を越すのを支援することを目的としています。その他、世界のエネルギー関連のニュースとしては、南アフリカが引き続き全国的な停電に見舞われています。
    The UK announced a 6-month energy bill cap for businesses. The emergency package, starting Oct. 1, is intended to support companies through the winter amid soaring prices. In other energy news, South Africa continues to face nationwide blackouts. 
  1. アダニ・グループは、インド東部で31億ドル規模の港を開発する予定。ビリオネアが所有する、インド最大の民間港湾運営会社でもあるアダニ・グループ(Adani Group)は、最近、イスラエルとスリランカでもプロジェクトを進めています。
    The Adani Group will develop a $3.1 billion port in Eastern India. The billionaire-owned firm, India’s largest private port operator, has also recently secured projects in Israel and Sri Lanka.
  1. アマゾンは、新たに71の再生可能エネルギープロジェクトを発表した。多国籍Eコマース企業のアマゾンは、2025年までにすべての事業を100%再生可能エネルギーで運営することを目指しています。
    Amazon announced 71 new renewable energy projects. The multinational e-commerce giant aims to run all operations on 100% renewable energy by 2025.

What to watch for

マンUの運命は

Image copyright: Carl Recine

資産家のグレイザー家は、果たしてマンチェスター・ユナイテッドの経営に飽きてしまったのでしょうか?英サッカークラブのオーナーとして知られる同家は、常に株式の全部または一部を手放すことを検討しているようにみられていましたが、今年は違うようです

株主やアナリストは、本日(22日)発表される予定のマンチェスター・ユナイテッドの第4四半期決算に注目し、クラブがどのような状態にあるのか、そして株式売却がどの程度の価格で成立するのかを見極めようとしています。

低迷が続くマンチェスター・ユナイテッドですが、その帳簿には負債が重くのしかかっています。そのうえ、スタジアムは15億ポンド(約2,435億円)もの改修費を必要としています。このような状況下で、グレイザー家がクラブ経営から「逃げ出したい」と考えることを誰が責められるでしょうか?

Image copyright: Quartz

The World Bank president isn’t…

気候変動は本当?

「わたしは科学者ではない」。これは、世界銀行グループ第13代総裁のデイビッド・マルパスが、今週初めに開催された『Tne New York Times』のパネルで 「地球温暖化は、人為的な化石燃料の燃焼によって危険な状態になるまで急速に進行している」という科学的コンセンサスを受け入れるかと尋ねられたときの回答です。

もちろん、この質問に答えるのに科学者である必要はありません。科学の専門知識をもたないわたしたちに、世界中の何千人もの科学者が、繰り返し、答えは明確に「イエス」であると教えてきてくれたのですから。しかし、もし気候変動が「現実」でないとするなら、なぜ世界銀行は気候変動対策に何十億ドルも費やすのでしょうか?

世界銀行は、化石燃料プロジェクトに対する直接・間接の支援にも年間数十億ドルを投じています。マルパスは将来なにかあったときのために「保険」をかけているのかもしれませんが、それと引き換えに彼の支持者は離れていっています。米元副大統領のアル・ゴアと資産運用会社ブラックロック(BlackRock)のCEOであるラリー・フィンク(Larry Fink)は、このパネルの開催前から批判的な発言をしていましたが、いまでは他の人びとも世界銀行に変化を求める声を上げています。


Surprising discoveries

世界のトリビア

  1. 24時間以内に訪れたパブの数で世界新記録を樹立。ネイサン・クリンプ(Nathan Crimp)は、17時間で67軒の店を訪れましたが、「お腹が膨れてしゃべれない」ことが多かったと話しています。
  1. 3億3,000万年前の謎がついに解けるかもしれない。エイリアンの金魚」と呼ばれ、化石の専門家を何十年も困惑させてきた奇妙な生物の謎が、小さな歯が見つかったことである種の軟体動物であったかもしれないことが解明されそうです。
  1. 海王星の環がクローズアップされた。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した新しい写真は、この30年間で最も鮮明な画像です。
  1. ヒルトンが宇宙ホテルの建設に協力している。ボイジャー・スペース(Voyager Space)の商業宇宙ステーション「スターラボ」の宿泊施設は、地球低軌道でのみ利用できる予定です。
  1. YouTubeで👎ボタンを押しても、あまり意味がないかもしれない。アルゴリズムは、あなたがどれだけの時間ビデオを見たかをより重視しているようです。

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