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What to watch for today
世界で今日起きること
Quartz読者の皆さん、おはようございます。次世代のビジネスリーダーに必須のグローバルニュースをお届けします。英語バージョンはこちら。
- Googleがクラウドゲームサービスを開始。Google初のゲームサービス「Stadia」では、初日から22タイトルが提供される予定ですが、予告されていた機能の一部はまだ開発中とのこと。ヘビーユーザーは、データ使用量の上限という壁にぶつかるかもしれません。Googleが、MicrosoftやAppleなどのサービスと競合して、「ゲーム用のNetflix」になる日も近そうです。
- ウクライナ疑惑の米公聴会が再開。米下院は、トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の電話会談に参加していたビンドマン陸軍中佐や、元ウクライナ担当特別代表のボルカー氏を含む4人の証人を尋問します。
- ジョンソンとコービンが舌戦。英国の総選挙に向けた初のテレビ討論には、EU(欧州連合)から離脱するBREXITを目指すジョンソン首相と、最大野党・労働党のコービン党首が登場。討論会から除外されたSNP(スコットランド民族党)や自由民主党は裁判所に異議を申し立てましたが、認められませんでした。
While you are sleeping
あなたの就寝中に
- まだまだ激化する香港デモと警察の衝突。 多くのデモ参加者は、警察との競り合いが激しさを増す中で、香港理工大学から出られなくなりました。 同じ日、香港の高等裁判所は、市が緊急的に強権発動したマスクの着用禁止条例について、違法であると判断ました。
- 米国が、ファーウェイ禁輸の猶予を延長。米国企業は、中国のスマホ通信機器の巨人ファーウェイとさらに90日間、取引を続けることができるように。これとは別に、米上院の幹部たちは、商務省に米国の技術を中国に輸出するための規則を迅速に発行するよう求める手紙を送りました 。一方、Quartzの分析によると、米国は中国との貿易戦争から利益をあまり得ていないことが判明。
- 米国は、ヨルダン川西岸の入植は結局違法ではないと判断。 数十年にわたる外交政策を大きく転換し、トランプ政権はパレスチナ領土におけるイスラエルによる入植が国際法に違反しないと宣言。
- Estee Lauderが、アジア美容企業を初買収。美容界の巨人エスティーローダーは、韓国のコスメDr. Jart+(ドクタージャルト)の親会社である Have & Beの株式の3分の2を購入することに合意。一方、CoverGirlとMax Factorの親会社であるCotyは、セレブのカイリー・ジェンナーの美容会社の51%を取得するために、6億ドルを支払いました。
- Airbnbが、オリンピックの「スーパーホスト」に。 国際オリンピック委員会は、開催都市のインフラ需要を減らすことを目的に、Airbnbとパートナーシップを締結すると発表。とはいえ、選手がオリンピック期間中に滞在するのは今後も選手村ですが…。
Matters of debate
世界のトリビア
- NASAは木星の衛星の一つに水を発見した。これは、木星の衛星、エウロパを覆う氷の下に広大な海があり、生命が存在する可能性があることを示す兆候です。
- マネロンの専門家がマネロンで捕まった。麻薬取引と組織犯罪の専門家であるマイアミ大学の教授が、ベネズエラからの不正な資金をマネーロンダリングし、25万ドル以上を流用したとして米国の検察当局に起訴されました。
- スーパーヒーローは女性主演のアクション映画を売る唯一の方法。女性が主演した「キャプテン・マーベル」や「ワンダーウーマン」は興行的にも成功しましたが、リメイク版「チャーリーズ・エンジェル」は厳しい出足となりました。チャーリーズの監督は、前者2作品が好調だったのは「男性ジャンルに属していたからだ」と分析しています。
- リンゴの粉はクッキーをより健康的にする。リンゴの搾り残しを乾燥させると、食物繊維が豊富な小麦の代替品となります。お味もなかなかとか。
【お知らせ】Quartz(英語版)の今週の特集は「ETFs are eating the market(ETFが市場を喰う)」です。その安さと簡単さで、株式市場を席巻するETF(上場投資信託)について、その功罪を問う一大レポートです。Quartz Japanの購読者は、英語のオリジナル特集もお読みいただけます。
(写真:ロイター)