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What to watch for today
世界で今日起きること
Quartz読者の皆さん、おはようございます。次世代のビジネスリーダーに必須のグローバルニュースをお届けします。英語バージョンはこちら。
- コロンビアで数万人が行進。ドゥケ大統領への抗議活動を規制するのに苦労しているコロンビア政府は、国境を閉鎖することを計画しています。デモ参加者らは、先住民族の指導者らの殺害や政府の腐敗、FARC(コロンビア革命軍)との和平合意の行方などに憤っており、抗議活動による混乱は隣国のチリとボリビアにも波及しています。
- Teslaが初のピックアップトラックを発表。このコンセプトを最初に紹介したのは6年前ですが、「サイバートラック」についてはほとんど知られていません。米国上院議員の一人は、ドライバーが居眠り運転をしているように見えるビデオが明るみに出た後、ドライバーがハンドルに触れないまま長距離を走行できるという欠陥を修正するため、オートパイロット機能を無効にするようテスラに求めました。
- 米大統領選の民主党候補指名争いで討論会。戦いをリードする上院議員のウォーレン氏、前副大統領のバイデン氏、上院議員のサンダース氏、インディアナ州サウスベンド市長のブダジェッジ氏は、ジョージア州アトランタで他の6人の候補と対決します。弾劾調査の公聴会が主要テーマになることは確実でしょう。
【今日の夕方は…】
今日20日の夕方メール「Millenials Now」では、今アメリカで沸騰中の「睡眠ビジネス」の最新動向をお届けします。話題の「スリープ・バー」から、最先端のスリープテックまで、新たに生まれる睡眠エコシステムの最前線をどうぞ。
While you were sleeping
あなたの就寝中に
- ソンドランドがトランプの影響を示唆。米下院の公聴会でソンドランド駐EU(欧州連合)大使は、トランプ米大統領の政敵である民主党・バイデン前副大統領と彼の息子を調査するようウクライナに圧力をかけた際、大統領の「明確な指示」に従った、と証言しました。民主党は、彼の証言が弾劾調査での主張を強化するとしています。
- ウォール街に広がる貿易懸念。 2019年末までには米国と中国は貿易協定に合意できない、という噂に、投資家たちがすばやく反応。米中のディールが軌道に乗っていたというこれまでの楽観的な見通しが覆った形です。
- 中国は、イギリスの態度をもろに批判。 中国の劉暁明・駐英大使が、英国のラーブ外相に、香港デモへの中国の対応への厳しい批判を控えるよう伝えました。 デモ参加者は「極度の暴力的な犯罪」を犯していると、大使は強調しています。
- アンドリュー王子が、王室公務から引退。 8月に自殺した富豪ジェフリー・エプスタインの小児性愛スキャンダルへの関与と、最近のテレビでのインタビュー出演で、論争を呼んでいる英国のヨーク公アンドリュー王子は、エリザベス女王に公務からの離脱について許可を求めました。
- イスラエル間に合わず。 ベニー・ガンツ元軍参謀総長は、組閣の断念を発表し、イスラエル3回目の選挙を迎えることになりそうです。リブリン大統領が指示した組閣をめぐってはベンジャミン・ネタニヤフ首相も失敗しており、イスラエルは政治的混乱に陥っています。
【今週の特集】
Quartz(英語版)の今週の特集は「ETFs are eating the market(ETFが市場を喰う)」です。その安さと簡単さで、株式市場を席巻するETF(上場投資信託)について、その功罪を問う一大レポートです。Quartz Japanの購読者は、英語のオリジナル特集もお読みいただけます。
Matters of debate
世界のトリビア
- 医師が人間を仮死状態にする。銃撃されたり刺されたりした被害者の脳を急速に冷却することで、外科医に彼らを救うための時間の猶予を与えることができます。
- 再び高まる貸金庫需要。超富裕層は、自分たちの財産を隠しておくための場所を探しています。
- 「Bear」という名の犬がオーストラリアでコアラを救う。子犬の時に捨てられたベアは、深刻な被害をもたらしている山火事で、傷ついたコアラを探し出すために活動しています。
- 韓国の規制当局は24時間ポルノを監視する。今秋、新設されたデジタル性犯罪監視ユニットでは、相手の同意なしに投稿された性的な動画を検索し、削除しています。
- 赤ちゃんは様々な言語で泣く。妊娠後期になると、胎児は「韻律」と呼ばれる母親の声のリズムとメロディーを聞くことができるようになります。
(写真:ロイター)