Daily Brief:グーグル親会社、創業者2人が退任

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What to watch for today

世界で今日起きること

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Google co-founders Larry Page (L) and Sergey Brin listen to questions from the [media] during a news conference at Google headquarters in Mountain View, California May 10, 2006. Google faces mounting competition in the Internet search [advertising market, but expects such battles to drive up prices and increase revenues across the entire industry.] – PBEAHUNNXDF
Google co-founders Larry Page (L) and Sergey Brin listen to questions from the [media] during a news conference at Google headquarters in Mountain View, California May 10, 2006. Google faces mounting competition in the Internet search [advertising market, but expects such battles to drive up prices and increase revenues across the entire industry.] – PBEAHUNNXDF
  1. トランプの弾劾調査が再開。米下院の司法委員会は4人の法学者を公聴会に招き、トランプ大統領のウクライナに対する行動が犯罪行為にあたるかどうかについて意見を聴取する予定です。司法委はトランプ氏とその弁護士に公聴会への出席を求めていましたが、いずれも参加しないとしています。
  2. 中国のトップ外交官がソウルへ。王毅外相は、5年ぶりに訪韓し、韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相、ムン・ジェイン(文在寅 ) 大統領と会談します。米国のMD(ミサイル防衛) システムへの参加をめぐる韓国との長年の対立の中で、関係改善を図る狙いがあるとみられます。
  3. FIZZは横ばいか。米国で5番手の飲料メーカー、ナショナル・ビバレッジ(FIZZ)は最近の四半期で売り上げが減少しました。ただし、一大ブームとなっている同社のスパークリングウォーター、LaCroix(ラクロワ)が、親会社の数字に影響を与えるかどうかについてはさまざまな見方があります。

【今日の夕方は…】

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今日12月4日のPMメールは、「Africa Rising(沸騰するアフリカ)」をお届け。フィンテックを中心に、スタートアップムーブメントが爆発するアフリカが、実は、世界で一番女性が起業しやすい大陸である実態に迫ります。

While you were sleeping

あなたの就寝中に

  1. グーグルの共同創業者2人が親会社CEOを退任。巨大テック企業を生んだラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは、書簡を公開し、グーグルCEOのサンダー・ピチャイが、親会社アルファベットのCEOをも担うことを公表しました。ペイジとブリンは、引き続き取締役として残ります。
  2. 米議会が弾劾報告書。トランプ大統領の弾劾調査を進めてきた下院の情報特別委員会は、300ページに及ぶ報告書を公表しました。具体的な弾劾案は提示していませんが、大統領が議会の調査を妨害したことを強く示唆しています。
  3. 行方不明だったインドの月面着陸船を発見。インドのアプリ開発者とアマチュアの宇宙愛好家の助けのおかげで…。 NASA(米航空宇宙局)は、月面探査機から分離後、着陸間近に通信を絶った着陸船の墜落現場の衛星写真を公開しました。これは、シャンムガ・サブラマニアンを名乗る”宇宙探偵”が、数週間前に見つけていたものです。
  4. 米中貿易協定への光明が薄れる。 トランプ米大統領は記者団に対し、合意を成立させるため、 「選挙後まで待つ」というやり方が気に入っていると発言。同様に、ロス商務長官は、このまま何も変わらなければ、米国は12月中旬に新しい関税を追加する計画を進めると述べました。これにより、株価は急落しましたが、トランプ氏は、この値動きを「ピーナッツ」と表現しました
  5. トランプがNATO擁護に奔走。 トランプ氏は、いつものような欧州連合(EU)たたきをやめて、フランスのマクロン大統領による「NATOの脳死だ」という発言を非難。「とてつもなく不快」であり、フランスにとって「非常に危険」だと指摘しました。

【今週の特集】

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Quartz(英語版)の今週の特集は、「Disrupting Dimentia(認知症をディスラプトせよ)」です。長寿化が進み、高齢人口が増えていくなかで、痴呆症をいかにマネジしていくのかは、世界共通の課題。Quartz Japanの購読者は、英語のオリジナル特集もお読みいただけます。

 

Matters of debate

世界のトリビア

  1. 15歳は「事実」と「意見」の違いが分からない。OECD(経済協力開発機構)が世界79カ国・地域の15歳を対象に実施した国際学習到達度調査(PISA)では、事実と意見を区別できるのは全体の9%でした。
  2. 香港は今も人気の旅行先。市場調査会社のユーロモニターインターナショナルの最新のレポートによると、数カ月にわたる反政府デモが悪影響を及ぼしたにも関わらず、2019年調査でも香港はアジアで最多の訪問者数を記録しました。
  3. 今年の単語は「実存的」。インターネット辞書サイトのDictionary.comは、2019年を象徴する単語としてexistential(実存的)を選びました。同サイトは、今年のテーマが「脅威と危機」だったことなどが影響したと指摘しています。
  4. NYからLAまで27時間半で爆走。NYからLAまで車で走行する「キャノンボール」と呼ばれる記録に3人の男たちが挑戦、27時間半という新記録を打ち立てました。
  5. あなたの犬はあなたが考えているよりも年寄りかもしれない。犬の年齢を数える新しい計算方法が登場しました。犬の1歳は人間の31歳とカウント。残りを計算するには電卓が必要です。

(写真:ロイター)