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What to watch for today
世界で今日起きること
Quartz読者の皆さん、おはようございます。次世代のビジネスリーダーに必須のグローバルニュースをお届けします。英語版はこちらから。
- ウクライナとロシアが平和について話し合う。ウクライナのゼレンスキー大統領は、パリで開かれる４カ国首脳会談で、自国の南東部で起こっている紛争について交渉しようとしています。独仏が仲介役ですが、ウクライナ国内には彼がロシアのプーチン大統領に譲歩しすぎるのではないかと懸念する声もあります。
- 米下院司法委員会がトランプに対する証拠について審議。民主党は、大統領の弾劾訴追に向けて準備を進めています。土曜日には、司法委が憲法上の根拠について説明する報告書を発表しました。
- 日本、3QのGDP改定値を公表。アナリストらは、第3四半期（7～9月期）のGDP（国内総生産）は、当初予想の0.2%増から0.7%増に修正すると予想しています。
【今日の夕方は…】
今日12月9日のPMメールは、「Next Startups（次なるスタートアップ）」です。すでに成熟しきった市場と思われていた「メール」の世界で起きている、大きなイノベーションを手掛けるスタートアップ企業をフィーチャー。投資家も大注目の“超人的サービス”の内容とは？
Over the Weekend
この週末に起きたこと
- 中国が、予想外の輸出減少。中国の輸出は、ホリデーシーズンの恩恵で、0.8％の上昇が予想されていましたが、実際の数値は、前年同月よりも1.1％減少しました。米国への出荷は前年比23％減で、12カ月連続の減少となりました。
- 北朝鮮は、ミサイル発射場で重大実験。国営メディアは、「非常に重要」と伝えましたが、詳細はほとんど明かさず、アナリストたちはエンジンテストだと推測しています。その後、北朝鮮の国連大使は、非核化は、米国との交渉の席から消えていると述べました。
- 香港で区議選後初の大規模デモ。主催者は、当局が許可したデモでの参加者を約80万人と発表。警察は11人を逮捕し、半自動拳銃などを押収したとしています。
- テスコがタイとマレーシアでスーパーマーケットの売却を検討。ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）の報道によると、英スーパー、テスコ（Tesco）の計画はまだ準備段階ですが、取引は90億ドルに及ぶ可能性があるとのこと。タイでは約2,000店舗を展開しています。
- ニューデリーの工場火災で40人超が死亡。住宅などが密集する地域で5階建ての工場が燃え、多数の犠牲者が出ました。工場では財布などを製造しており、インドの首都史上、２番目に最悪の火災となりました。
【今週の特集】
今日の日本時間夕方から配信されるQuartz（英語版）の今週の特集は、「Beyond the Fintech Hype（フィンテック、ブームを超えて）」です。Quartzの金融とテックの取材班が、真の次世代企業へと迫る力作です。Quartz Japanの購読者は、英語のオリジナル特集もお読みいただけます。
Matters of debate
世界のトリビア
- ある芸術家が12万ドルのバナナを食べた。現代美術展「アートバーゼル」で物議をかもしていた展示を、あるアーティストが平らげました。「コメディアン」と題された展示は、壁に粘着テープでバナナを貼り付けたもので、フランス人コレクターが12万ドルで購入していました。
- 骨髄移植が人間のDNA型を変えた。骨髄移植を受けたある男性は、体の一部を除いて、DNA型がドナーのものに変化しています。これは、捜査などにおけるDNA型の信頼性に疑問符をつけるものです。
- ハチを「介助動物」として登録。米アリゾナ州の男性は、ハチの巣の写真を介助動物として登録しました。彼は実際にはハチの巣を持っていませんが、いかに簡単に介助動物の申請が通ってしまうかを示すことが目的だったそう。
- インドネシアの航空会社CEOを「密輸」で解任。国営のガルーダ・インドネシア航空のアスカラ社長は、ハーレーダビッドソンのバイク部品を仏から自社機で持ち込み、脱税しようとした疑いが持たれています。
- アボカドは最も危険な果物。メキシコの生産農家は、麻薬カルテルなどの侵入を防ぐために、警備員を雇っています。
（写真：ロイター）