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What to watch for today
世界で今日起きること
Quartz読者の皆さん、おはようございます。次世代のビジネスリーダーに必須のグローバルニュースをお届けします。英語版はこちらから。
- インド北東部でデモが続く。アッサム州とトリプラ州では、イスラム教徒を除く近隣諸国からの移民に国籍を与える法案をめぐり、抗議活動が起きています。インド政府はこの地域に軍隊を配置しました。
- トルコと韓国の関係は次の段階へ。両国の当局者はソウルで会合を開き、2012年から2018年の間に両国間の貿易を40%増加させた6年前のFTA（自由貿易協定）を見直し、残る貿易障壁について話し合う予定です。
- 英国の新しいリーダーを発表。多くのフェイクニュースが飛び交った総選挙。その結果は、EU（欧州連合）からの離脱を目指すブレグジットの本質を変える、もしくは、その動きを完全に停止させる可能性もあります。ジョンソン首相と最大野党・労働党のコービン党首、どちらが政府のトップになるかを見守る中、公式集計の結果が発表されます。
【今日の夕方は…】
今日12月13日のPMメールは、「India Explosion（爆発するインディア）」です。LinkedInのレポートから、来年インドで需要が見込まれる「職業ランキング」を解説。インドで、いま最も求められている職業とは？
While You Were Sleeping
あなたが寝ている間に
- 米中の交渉担当者が貿易戦争休戦に合意。中国への追加関税措置の発動期限を15日に控え、両国は米国の関税を引き下げ、中国の農産物購入を再開させるという内容で「第1段階」の貿易協議で合意に達しました。
- 抗議するアルジェリア人、投票するアルジェリア人。何千人ものアルジェリア人が、今回の大統領選は「偽りの投票」だと訴える抗議デモを行いました。民主化運動を受けて4月に退陣したブーテフリカ前大統領の後任をめぐり、軍から公認を受けた5人の候補者が争っています。
- ヨーロッパでも金利は据え置き。FRB（連邦準備制度理事会）の今週頭の発表と同様に、ECB（欧州中央銀行）は、マイナス0.5%と歴史的な低水準にある政策金利の追加利下げはしないことを決定。これは世界的な景気減退を受けて、銀行家たちが転換点と見ている最新の兆候です。
- NZは火山からの救出部隊を立ち上げ。12月9日に噴火したホワイト島で亡くなった、8人の遺体を回収する危険な任務を行います。火山は未だ「危険な状態」にあり、専門家は近くまた噴火する可能性があると警告しています。
- アメリカが太平洋で新たなミサイル発射実験。地上配備型の中距離弾道ミサイルが、カリフォルニアから発射されました。このミサイル発射実験は、1987年に結ばれたロシアとの中距離核戦力（INF）廃棄条約では禁止されていたものです。トランプ政権は今年、この条約を破棄しています。
【今週の特集】
Quartz（英語版）の今週の特集は、「Beyond the Fintech Hype（フィンテック、ブームを超えて）」です。Quartzの金融とテックの取材班が、真の次世代企業へと迫る力作です。Quartz Japanの購読者は、英語のオリジナル特集お読みいただけます。
Matters of debate
世界のトリビア
- これまでに語られた最も古い物語はインドネシアの洞窟の壁にある。それは、4万4千年前に人々が狩りを行う姿を描いています。
- ストーンヘンジは150年前から家族写真のメッカ。英国の文化財保護機関「イングリッシュ・ヘリテージ」が遺跡で撮影したスナップを募集。1875年にそこでシャンパンを飲む家族の姿も確認することができます。
- インコ侵入の謎に迫る。英国での侵入種の目撃報告は少なくとも1860年代に遡り、ジミ・ヘンドリックスのせいだという噂は否定されました。
- 火星の水は人間を引き付けるだろう。新たに公開された「アイス・マップ」は、火星の地表のわずか2、3センチ下に水があることを示しており、将来のミッションの鍵を握る可能性があります。
- 肝臓をいたわることは大いに役立つ。このホリデーシーズンは、適度に過ごし、タイレノール（解熱鎮痛剤）の服用を避け、1月は部分的に乾燥していることを考慮する必要があります。
（写真：ロイター）