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What to watch for today
世界で今日起きること
Quartz読者の皆さん、おはようございます。次世代のビジネスリーダーに必須のグローバルニュースをお届けします。英語版はこちらから。
- インドの最高裁は耳を傾け、語る。最高裁は、イスラム教徒を除く不法移民に国籍を与える改正国籍法への抗議活動に参加し、警察から残虐な行為を受けたとする学生らの主張を聴きます。判事らはまた、この抗議と暴力の間に起こされたレイプ事件をめぐり、罪に問われた与党・インド人民党（BJP）のセンガル元議員に判決を言い渡します。
- 英国の新しい議会が動き出す。すべての政党の議員が今日、宣誓就任します。ジョンソン首相率いる保守党は、総選挙で事前予想を大きく上回る議席を獲得。ジョンソン氏はすぐに、ブレグジット（英国のEU＝欧州連合＝離脱）成功に向けて本腰を入れそうです。
- フォース、再び。シリーズ最新作「スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け」の公開に向けてカウントダウンが始まりました。スカイウォーカー・サーガの完結編である第9章の本格公開に向けて劇場は観客の殺到に備えており、興行成績を競うのにジェダイのトリックは必要なさそう。
【今日の夕方は…】
今日12月17日のPMメールは、「Because China（次なるスタートアップ）」です。今や月間ユーザーが10億人を突破するスーパーアプリ「WeChat（微信）」。その巨大なエコシステムの中で飛び交うフェイクニュースが、世界の政治を揺るがす事態が発生しはじめました。Quartzのメンバーがその最前線を追います。
Over the weekend
週末に起きたこと
- Netflixが、アジアのニッチ市場を切り開いた。 動画ストリーミングの巨人Netflixの視聴者のうち、アジア太平洋地域が、他のすべてのメンバー地域と比較して、過去3年間で最も多くの有料会員数と収益の伸びを記録しました。動画ストリーミングの競争が激化する中で、ネットフリックスは国境を超えた視聴者こそが重要であることを投資家たちに示した形です。
- AppleとGoogleが、不穏な訴訟に。 人権団体International Rights Advocatesは、Dell、Microsoft、Teslaに加え、インターネット界を牛耳るBig Tech企業2社が、多くのハイテク製品で使用されているコバルトを採掘することで、コンゴの子供たちの死亡につながったと指摘しています。これは、企業が、鉱業による死亡に関して、直面した最初の法的な課題です。
- EUのリーダーをターゲティングする親インドのサイト。 ブリュッセルに拠点を置くNGOが、250を超えるウェブサイトのグローバルネットワークが反パキスタンのプロパガンダを広めていると報告しました 。この英語のサイトはインドのロビー活動を支援していますが、首都機能のあるデリーとはリンクされていません。
- タイソン・フーズが鶏肉を中国に販売で許可。 米国の食品最大手であるタイソンは、2015年にアメリカで鳥インフルエンザが発生した後、中国への輸出を禁止されていましたが、先月、北京の政府は中国の豚肉の代替として消費者制限を解除しました。最終的な承認は、米国と中国が予備貿易協定に達した数日後になる見込みです。
- 中央ヨーロッパの都市は、右翼ポピュリズムと戦うことを誓った。 ブダペスト、ワルシャワ、プラハ、ブラチスラバの市長たちは、それぞれがナショナリストのリーダーを選出してしまった国際的な国の首都として 、「民主主義、平等、法の支配、社会正義、寛容、文化的多様性」を支持する協定に署名しました。
【今週の特集】
今週のQuartz（英語版）の特集は「The business of water scarcity（水不足のビジネス）」です。世界中で、新鮮な水が足りなくなる事態が発生しています。企業たちが支配する水ビジネスと、資本主義の問題について、Quartzが論じます。
Matters of debate
世界のトリビア
- 一日2杯は多すぎる。オーストラリアの保健当局は、クリスマス休暇に間に合うように公表した新たな報告書で、成人は一日に1.4杯以上のアルコール飲料を飲むべきではないとしています。これまでのガイドラインでは、「一日2杯まで」とされていました。
- ヨーロッパのスクーターメーカーは少しの雪も恐れない。寒さの厳しい北欧都市を拠点とするスタートアップは、平均気温がマイナス6度まで下がる冬に適応してきました。
- エベレスト登山には保険加入の証明書が必要。今年、登山での死者が続出したことを受け、ネパール当局は入山を制限しています。
- 英国の小さな王子様はセレブシェフがお好き。生後19カ月を迎えたルイ王子が初めて話した言葉の一つが「メアリー」。王子はすでに、レシピ本の表紙にある、テレビで人気の料理研究家、メアリー・ベリーさんの顔を認識しているそう。
- アラスカの新聞社がタダで売りに出されている。同社のオーナーは、発行を続けるために人口わずか1,000人のスキャグウェイに住んでくれる人を探しています。
（写真：ロイター）