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What to watch for today
世界で今日起きること
Quartz読者の皆さん、おはようございます。次世代のビジネスリーダーに必須のグローバルニュースをお届けします。英語版はこちらから。
- 中国、日本、韓国が3カ国首脳会談。韓国のムン・ジェイン(文在寅 ) 大統領と日本の安倍晋三首相は、中国の李克強首相とともに、北朝鮮や貿易などの地域問題について話し合う予定です。両首脳は23日に、中国の習近平国家主席と個別に会談しています。
- イスラエルが「リバイアサン」ガス田で最終試験を開始。米ノーブル・エナジーは、イスラエルへの天然ガス供給を今月中に開始し、ヨルダンとエジプトへも輸出を開始する予定です。地中海沖で見つかった「リバイアサン」は、過去10年間に世界で発見された最大の天然ガス田の一つ。ノーブル社とそのパートナーは37億5,000万ドルを投資しています。
- 香港のカトリック教徒が早めにミサを行う。抗議活動が続く中、教会の信徒の身の安全を考慮して、多くのカトリック教会は、クリスマスイブのミサの時間を早めています。この半年間、抗議活動の中で生まれたスラングは香港人のコミュニケーション方法を変えてきました。
【今日の夕方は…】
今日12月24日のPMメールは、「Because China(すべてを飲み込む中国)」です。中国では死刑にもなりうる大麻が、どうして今、一大ムーブメントとなっているのか。統制経済の現実から見えてくる、中国経済のパラドックスをレポートします。
WHILE YOU WERE SLEEPING
あなたの就寝中に
- ボーイングのCEOが退任。株価は上昇。ミューレンバーグ氏がCEO(最高経営責任者)を退任し、カルフーン会長が新たなCEOに就任しました。ボーイングは、売れ筋の737MAXによる、2度の墜落事故からの巻き返しに向け、いばらの道が続きます。
- Rivianが13億ドルを調達。電気自動車を手掛けるRivian(リビアン)が、今年4回目の資金調達を行いました。今回のラウンドは資産運用会社のティー・ロウ・プライスが主導し、既存投資家であるアマゾン、フォードも新たに資金を投じました。
- アルゼンチンのワイン産地で水源保護の抗議。2007年の水源掘削を禁止する法律が突然覆されたことを受けて、メンドサの州知事のオフィス前に数千人の人々が集結しました。平和的に始まったと思われたデモは、怒ったデモ参加者が投石を行ったことで、ゴム弾や催涙ガスを群衆へ発射する事態に発展しました。
- EUがロシアとクリミアをつなぐ新たな鉄道橋を非難。ロシアのプーチン大統領は、この鉄道が来年、乗客1400万人と貨物1300万トンを運ぶだろうと話しました。EU(欧州連合)とクリミアにあるウクライナ大統領府は、ロシアがウクライナ半島で干渉を続けており、国際法に違反する行為だと非難しています。
- アメリカでBMWが調査される。米SEC(証券取引委員会)はドイツの自動車会社BMWが、ディーラーに出荷前の車を販売済みと登録するよう求め、米国での売上台数を水増しした疑いで調査を進めています。
Matters of debate
世界のトリビア
- デリーの終末期的な冬への解決策? 新しい技術によって、農家は作物を燃やす必要がなくなるかもしれません。
- 「キャッツ」が早くもソフトウエアを更新。ミュージカルを実写化した映画「キャッツ」は、散々な公開週末を迎えた後、「視覚効果の改善」を受け取りました。
- CO2排出量の面では悪いニュースです。地球を傷つけているのは肉ではなく、あなたの大好きなお酒やお菓子です。
- カロリーと言えば…。今世紀末までに世界の人口を養うためには、さらに80%多くの食料が必要になるでしょう。
- 地球上で歩いて行ける最長のルートは、到達までに約3年かかる。南アフリカのケープ半島の南端・アグラスからロシア極東のマガダンまでの距離は、約14,000マイル(22,500km)に及びます。
(写真:ロイター)