Daily Brief:コービーの事故、調査進む

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What to watch for today

世界で今日起きること

Quartz読者の皆さん、おはようございます。偉大なスーパースターの死を、NBA選手たちも悼んでいます。1月28日、世界の「次」を知るためのグローバルニュースをお届けします。英語版はこちら

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Image: Reuters / USA TODAY USPW
  1. 新型コロナウイルスは武漢からの外国人の避難を促す。日本米国は、火曜日にアウトブレイクの震源地から自国民を帰還させる計画を立てている国の一つです。一方、アフリカの政府は武漢の学生を支援しようと躍起になっています。
  2. 安倍晋三が日銀の新しい審議委員を選ぶ。金融緩和に積極的な「リフレ派」の原田泰審議委員が3月25日に5年間の任期を終了します。後任人事の傾向は、日本の安倍晋三首相の経済的優先順位を知る手がかりになるでしょう。安倍首相は、元トヨタ自動車副社長で6月末に任期満了を迎える布野幸利審議委員の後任も任命することになりそうです。
  3. 英国はHuaweiに対して決定を下す。英国のボリス・ジョンソン首相は、セキュリティを損なうことなく、中国の巨大テック企業が英国の5Gネットワークに限定的にアクセスすることを許可する計画があると話し、米国の反対を押し切りました。
  4. Appleは「中国問題」を隠した。アナリストらは、中国での需要が低調で株価が急落したことを受け、CEO(最高経営責任者)のティム・クックがガイダンスを改訂したことから、同社の第1四半期決算はアジアでのiPhone11の好調な販売を反映したものになると予想しています。StarbucksPfizerも四半期決算を発表し、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)も2019年の決算を発表します。

【今日の夕方は…】

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Image: Quartz

今日、1月28日(火)のPMメールは、「Because China(中国化する世界)」です。「アメリカに中国人留学生が増える理由」。アメリカの留学生の3人に1人を中国人を占める今、アメリカが中国人留学生を必要とする理由とは。留学生を巡る両国の新たな関係性を紐解きます。

WHILE YOU ARE SLEEPING

あなたが寝ている間に

  1. 米国企業は、中国との経済・貿易協定に期待していない。National Business Association for Business Economics(全米企業エコノミスト協会)が最新調査を発表。米企業の63%が、新たに合意された米中貿易協定が売上げに与える影響をほとんど期待していないようです。
  2. 世界は、コービー・ブライアントの遺したものを振り返った。 NBA選手たちは、悲嘆にくれる本リーグ戦の試合中、シューズに想いを込めました。一方、事故調査によると、ヘリコプターのパイロットは霧の多い条件下で特別な許可を受けて操縦していたことがわかりました。Quartzの分析によると、低高度ヘリの墜落事故は、悲しいことに、より一般的なものになっています。
  3. トランプ米大統領の弾劾裁判が続いている。大統領の弁護団が下院の弾劾条項を分解しようとしている間、ワシントンは元大統領補佐官(国家安全保障担当)が、トランプ自身がウクライナ支援をジョー・バイデン元副大統領とその家族の調査に結びつけようとしていたと明かした、というニュース報道に大騒ぎとなりました。
  4. PEGATRONはインドネシアとベトナムに工場を発注した年末までに完成する予定の新工場は、台湾を拠点とする電子機器大手、和碩聯合科技(PEGATRON、ペガトロン)が、人件費の上昇によって中国から撤退する動きの一環です。
  5. 米議員は、カシミールに関する決議案が提出されるかもしれないと話した。米下院外交委員会のエリオット・エンゲル委員長は、 「下院がインドの人権侵害疑惑を調査する可能性が高い」 と付け加えました。

今週の特集

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今週のQuartz(英語版)の特集は「The global economy in 2020(2020年のグローバル経済)」です。リーマンショックから10年以上が経つなかで、我々は今の経済を理解しているのか、そして次の景気後退の可能性とは、Quartzが独自にレポートしていきます。

 

Matters of debate

世界のトリビア

  1. 金正恩の叔母は結局、粛清されなかった。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の叔母、金慶喜(キム・ギョンヒ)が6年ぶりに公の場に姿を現しました。金慶喜は、2013年に粛清された張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の妻。
  2. 英国の靴職人が足の親指を手に付け替えた。デビッド・リーは靴の修理中に右手の親指を失いましたが、手術によって仕事に復帰することができました
  3. Atariはホテル事業に参入する。米ゲームメーカーのAtari(アタリ)は、eスポーツイベント対応、「完全没入型」のVR(仮想現実)体験など、8つのテーマのホテルを計画しています。
  4. 神経は自分では信号を送らない長い間見過ごされてきたグリアと呼ばれる細胞群は、痛覚から記憶処理まで、幅広い機能において重要な役割を果たしています。
  5. HBOの『チェルノブイリ』はコロナウイルスに襲われた中国の琴線に触れている。人々は、チェルノブイリ原発事故(1986年)の実録ドラマで描かれたソビエトの検閲に、似たものを感じています。

(写真/ロイター)

Quartz Japan読者イベント開催

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読者の皆さんとのミートアップイベント「Voice Up」を開催します。

日時:2020年2月14日19:00〜

場所:都内某所

参加をご希望の方はこちらのフォームよりご応募下さい。応募多数の場合は、抽選とさせていただきますこと、ご了承下さい。

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