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What to watch for this weekend
世界で週末起きること
Quartz読者の皆さん、おはようございます。ついに今日、イギリスがEUから正式離脱へ。1月最後の、世界の「次」を知るためのグローバルニュースをお届けします。Daily Briefの英語版も合わせてどうぞ。
- 中国・武漢市で新型コロナウイルス患者のための病院が完成間近。アウトブレイクの発生地に建設中の医療センターは、完成に向けて週末も工事が続けられており、香港の医療関係者は、都市でのウイルス対策の強化を求めています。香港の労働組合は、香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が彼らの要求に従わない場合、ストライキをすると警告しています。WHO(世界保健機関)は木曜日に、このアウトブレイクをPHEIC(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)に該当すると宣言しました。
- ブレグジットにとって重要な日がやってきた。英国は現地時間の31日午後11時にEU(欧州連合) を正式に離脱します。英国内では、EU加盟国として47年を経た後に主権国家になることを祝福すべきかどうかについて、依然として意見が分かれています。一方、英国ではブレグジット記念硬貨が発行される予定です。
- スポーツイベント目白押しの週末。テニスの全豪オープンでは、初のグランドスラム決勝へ駒を進めた21歳のソフィア・ケネン、8度目の優勝を狙うノバク・ジョコビッチが注目を集めています。ヨーロッパ各地で行われ、6カ国が戦うラグビー・シックス・ネーションズもスタート。そして、カンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)とサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)が対戦するアメリカンフットボールのスーパーボウルは、2月2日に米フロリダ州マイアミで行われます。
【今日の夕方は…】
今日1月24日(金)のPMメールは、「India Explosion」です。今日は 、「出会い系アプリ『Butterfly』はインドのトランスコミュニティを救う?」をお届け。同性愛への理解が乏しく、最悪は殺人事件に発展するインドで、トランスジェンダーの人と交際するのに興味がある人を対象にした出会い系アプリ「Butterfly」のサービスが始まりました。その真相とは?
WHILE YOU ARE SLEEPING
あなたが寝ている間に
- アマゾンが1兆ドルクラブに入会。 予想を大幅に上回る第4四半期決算を発表した後、アマゾンの株価は1時間で10%以上上昇。時価総額が1兆ドル(約109兆円)を超えました。
- IBMのジニー・ロメッティCEOが退任。大企業のトップ交代の流れは、記録的な2019年から減速する気配がありません。ロメッティに代わって、IBMのクラウドとデータを統括するアルビンド・クリシュナがCEOに就任します。
- UberとDoorDashが合併に向かうも、破談。フードデリバリー業界の競争が激化する中、両企業に投資するソフトバンクグループは、両社の合併を推奨していたと報じられました。昨年、交渉が行われましたが、結果的に合併には至りませんでした。
- 日本人のビリオネア、前澤友作氏が宇宙へ連れて行く彼女募集コンテストをキャンセル。前澤氏はSpace Xの月旅行に連れて行くパートナーを見つけるストリーミング放送のTVシリーズ「前澤友作 真剣お見合いドキュメント~FULL MOON LOVERS~」への出演を「自分の気持ちを整理することができませんでした」と辞退しました。2万7,000人を超える女性が応募していたと報じられています。
- ハマーが電気自動車で帰ってくる。来たるスーパーボウルの広告プレビューにて、GMはバッテリー駆動でのハマーの新型ピックアップトラックが2021年の秋に発売予定だと発表しました。
【今週の特集】
今週のQuartz(英語版)の特集は「The global economy in 2020(2020年のグローバル経済)」です。リーマンショックから10年以上が経つなかで、我々は今の経済を理解しているのか、そして次の景気後退の可能性とは、Quartzが独自にレポートしていきます。
Matters of debate
世界のトリビア
- 多くの人はコロナウイルスがビールに由来すると考えている。Googleの検索トレンドを見ると、ここ数日、「コロナ ビール ウイルス」の検索数が不可解に急増していることが分かります。
- 80年を経て、金属水素の存在が確認されつつある。科学者たちはこの金属についてこれまでで最も有力な証拠を発見しましたが、まだ研究は続いています。
- タイタニック号の残骸がまた大破した。夏に米国の調査用潜水艦が沈没した船に衝突しましたが、現在、それについて調べているところです。
- ワシントンのように罰金を科す米国の都市は他にない。ワシントンDCの住人は平均でそれぞれ261ドルを支払っていますが、これは他のどの地域よりもはるかに多い金額です。
- Teslaは手頃なEVになりつつある。EV(電気自動車)の高級車のライバルはまだ高すぎるし、エントリーモデルの競合品には十分な魅力はありません。
(写真/ロイター)
Quartz Japan読者イベント開催
読者の皆さんとのミートアップイベント「Voice Up」を開催します。
日時:2020年2月14日19:00〜
場所:都内某所
参加をご希望の方はこちらのフォームよりご応募下さい。応募多数の場合は、抽選とさせていただきますこと、ご了承下さい。
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