Daily Brief
世界で今起きている事
Quartz読者の皆さん、おはようございます。今日も英語での読み上げをテスト配信していますので、ぜひチェックしてみて下さい。本日もグローバルニュースをどうぞ（英語版はこちら）。
- 世界の証券取引所は大規模な再編に直面している。香港株の指標であるハンセン指数を運営するハンセン・インデックシズ（Hang Seng Indexes）は諮問書を公表し、構成銘柄数を最大80社に増やすことを提案。米証券取引委員会（SEC）は、直接上場での資金調達を可能とする「プライマリー・ダイレクト・リスティング」を認めるとするニューヨーク証券取引所の計画を承認しました。
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Global stock exchanges face major shake-ups. Hong Kong’s Hang Seng has proposed increasing the number of constituent stocks from 52 to as many as 80, while the US Securities and Exchange Commission has approved the New York Stock Exchange’s plan to allow primary direct listings. - インドのCOVID-19ワクチンが米国にやってくるかもしれない。インドのワクチン製造会社、バーラト・バイオテック（Bharat Biotech）は、米国に拠点を置くOcugenと協力して、同社の「コヴァクシン（COVAXIN）」を米国市場に投入しようとしています。
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An Indian Covid-19 vaccine could be coming to the US. Bharat Biotech has teamed up with US-based Ocugen to bring its Covaxin jab to the US market. - フランスはEU市民の英国からの入国を許可。渡航者は、COVID-19検査で陰性だったことを証明する必要があります。フランスと英国の国境の一時閉鎖は新型コロナウイルスの変異種の感染拡大を防ぐための試みでしたが、感染抑止に大きな効果はなかったようです。
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France allows EU nationals to return from the UK. Travelers will have to show proof of a negative Covid-19 test. The temporary border closure was an attempt to keep out a new strain of the coronavirus—but it’s unlikely to have made a meaningful dent in transmission. - 米国政府はウォルマートがオピオイド危機を悪化させたと非難した。司法省は、医療用麻薬オピオイドの乱用を助長したとして、米小売り大手のWalmart（ウォルマート）を連邦地裁に提訴しました。同社の薬局コーナーが人員不足のために、疑わしい処方箋を拒めなかったと主張しています。
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The US accused Walmart of worsening the opioid crisis. A Justice Department lawsuit alleges the retailer’s understaffed pharmacies failed to flag questionable prescriptions. - インドの与党は、新農業法についてリスクを取った賭けに出た。ナレンドラ・モディ首相率いるインド人民党（BJP）の広報官は、農業者たちが数週間にわたって抗議してきた法律を廃止する可能性は「全くない」と述べました。
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India’s ruling party doubled down on new farm laws. A spokesperson for prime minister Narendra Modi’s Bharatiya Janata Party said there was “no question” of repealing the laws that farmers have been protesting for weeks.
👂今週のDaily Briefでは、英語での読み上げ音声をテスト配信します。ぜひ、Quartzの米国メンバーによる生の英語音声でもDaily Briefをお楽しみ下さい。毎日の英語学習などにもどうぞ。
What to watch for
中国ワクチンの実力
中国ワクチンメーカーのシノバック（Sinovac、科興控股生物技術）が開発したCOVID-19ワクチンの「コロナバック（CoronaVac）」 は、ブラジルで最も裕福な地域であるサンパウロ州のワクチン接種計画の中心となっています。これはまた、中国政府に批判的なことで知られ、同社のワクチン使用に反対するブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領と、サンパウロ州のジョン・ドリア（Joao Doria）知事の対立の種でもあります。
ブラジルは今月、国レベルのワクチン接種計画を発表しましたが、これは、英アストラゼネカ（AstraZeneca）と英オックスフォード大が共同開発するワクチンだけを想定したものでした。そして先週、ブラジル国家衛生監督庁（ANVISA）は、コロナバックを含めて、中国のワクチン緊急使用許可の承認手順は透明性に欠けていると批判しました。もし連邦当局がコロナバックの緊急使用を承認しなかった場合、サンパウロがそれを使用することができるかどうかは不透明です。
米国に上場している中国のバイオ企業であるシノバックが第3相臨床試験のデータを公開することができれば、参考となるかもしれません。シノバックと共同で臨床試験を実施したブラジルのブタンタン研究所（Butantan Institute）は、12月18日のデータ公開を目標にしていました。それには間に合いませんでしたが、サンパウロ州知事は、データは今日（23日）公表されるだろうと話しています。
Charting the UK’s post-lockdown purchases
ロックダウン後の消費活動
英国の消費者支出は、厳格なコロナウイルス規制が6月から緩和されたことで、2020年第3四半期に反発しました。第2四半期と比較すると、大まかなカテゴリーとして、支出が566.3％増加したレストランやホテルが最も寄与しました。一方で、消費者は、歯の治療や、洋服のクリーニングにもお金を使っていました。
第3四半期に支出が大幅に減少したのは、靴の修理、新聞、書籍、文房具、主要家電、ビールなど、ほんの一握りのカテゴリーに限られています。
SURPRISING DISCOVERIES
世界のトリビア
- COVID-19は現在、7大陸すべてに存在している。ウイルスはチリ南極研究所を経由して、ついに南極に到達しました。
- シカのキャロットが快方に向かっている。野生生物保護団体職員が彼の頭を射抜いた矢を取り除いた後、シカは散歩に出かけているところを目撃されました。
- 在宅ワークは腰が痛くなる。カイロプラクターは、パンデミック中に需要が急増しています。
- T-Mobileは今、頬がピンクになるほど嬉しくない。その親会社は、フランスでマゼンタ色の独占使用権を失いました。
- ジョー・バイデンはフォロワーをリセットする。Twitterは、次期大統領が就任すると、@POTUSと@WhiteHouseのアカウントのフォロワーをゼロに戻すと述べました。
【今日の夕方は…】
少数民族ウイグルへの強制労働が問題視されている新疆生産建設兵団（XPCC）と同社関連企業が生産した綿花と綿製品の輸入禁止を発表した米国。しかし、複雑に絡み合うサプライチェーンのなかで、この禁止令は大きな混乱を呼んでいます。
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