Daily Brief
世界で今起きている事
Quartz読者の皆さん、おはようございます。本日の世界で起こっていることをまとめてお届けします。
- カブール空港で混乱が続く。米国が冷戦時代のルールを使ってより多くの飛行機を確保しようとするなか、都市から逃れようとしている人びとが群衆となって押し寄せ、7人が死亡しました。
The chaos at Kabul airport continues. Seven people died among the crowds of people trying to flee the city, while the US is using a Cold War rule to secure more planes. - インドがCOVID-19のDNAワクチンを世界で初めて承認した。同国の製薬会社、ザイダス・カディラ(Zydus Cadila)が開発した「ZyCoV-D」は、ウイルスの遺伝物質を利用して、免疫システムに信号を送ります。
India approved the world’s first DNA vaccine against Covid-19. ZyCoV-D, a homegrown product, uses genetic material from the virus to send a signal to the immune system. - 巨大な暴風雨が北アメリカと中央アメリカを襲っている。ハリケーン「グレース」がメキシコを通過し、少なくとも8人が死亡しました。また、ニューヨークやボストンを含む米国北東部沿岸では、熱帯性暴風雨の影響を受けました。
Huge storms are hitting north and central America. At least eight people died as Hurricane Grace blew through Mexico, while the north east coast of the US, including New York and Boston, felt the force of a tropical storm. - 一方、山火事がアルジェリアを破壊している。こうした火事はよくあることですが、今年は特にひどく、2008年から2020年までのすべての火事の合計よりも大きな被害をもたらしたと推定されます。
Meanwhile, wildfires devastate Algeria. Although such blazes are common, this year’s are particularly bad, and are estimated to have caused more damage than all the fires from 2008 to 2020 combined. - ジョセフィン・ベイカーが、フランスで最高の栄誉を受けた初の黒人女性に。1975年に亡くなった米国生まれのエンターテイナーは、パリの霊廟「パンテオン」に改葬される予定です。
Josephine Baker becomes the first Black woman to receive one of France’s highest honors. The US-born entertainer, who died in 1975, will have her remains reinterred at the Pantheon monument in Paris.
👂 Daily Briefの英語読み上げを再開しました! 上のボタンから、英語学習などにぜひお役立てください。
What to watch for
感染拡大下での開催
東京パラリンピックが24日(火)から開催されますが、日本ではCOVID-19の感染拡大に関する問題がなかなか解決しません。オリンピック会場は、大会終了後すぐに医療施設として使用される可能性があるとも言われています。また、オリンピックに続きパラ大会も無観客で行われます。
パラリンピックは1960年にローマで開催されて以来、4年に1度、オリンピックと同じ開催地で行われています。ただし、パラリンピックの起源はオリンピックのそれとは異なり1948年にロンドンで開催された「国際車いす競技大会」で、その年のオリンピックと同時に開催されました。
東京大会では、3大会連続の金メダルを目指すイランのアーチェリー選手ザハラ・ネマティ、ドイツ出身で走り幅跳び義足のクラスの記録保持者マルクス・レーム、ブルンジ出身で難民選手団に所属し、テコンドーの初代パラリンピック選手のひとりであるパルフェ・ハキジマナなどが注目を集めています。
Charting landscaping costs
予測困難なコスト
クリーンエネルギーにかかるコストはどれだけ下がるのか。それは専門家であっても予測するのが困難です。より正確な予測・費用曲線を描ければ、より気候に優しい資源の採用がより速く進むはずです。
ほんの10年前、太陽電池や風力発電は最も高価なエネルギー生産形態のひとつでした。しかし、技術の向上と規模の経済のおかげで、いまやあらゆる市場において最も安価なエネルギー源となっています。
SURPRISING DISCOVERIES
世界のトリビア
- ケニアで世界最大の「動物版国勢調査」が実施中。陸地だけでなく海洋生物についても調査が進んでいます。
- バリー・マニロウも稲妻には勝てず。1980年のヒット曲「I Made It through the Rain」(雨の中でも)で知られる彼も、稲妻が鳴り響くなかでのコンサートは開催できませんでした。
- 憧れの記録に手が届きそう。ジャマイカのエレーン・トンプソンヘラは100メートル走で10秒54を記録。33年前に更新された世界記録は10秒49です。
- 結婚式は、かくも豪華に挙げるもの。ただし、ナイジェリアの王族が関わっている場合は、ですが。
- 17世紀のセイラムの「魔女」、逆転無罪? 現代の8年生(中学2年)の生徒のおかげで無実が証明されようとしています。
📺 8月から新しいウェビナーシリーズがスタートします。米テックシーンの最新情報を伝えるメディア「Off Topic」とのコラボレーションでお届けする全4回の新シリーズ、第1回は8月26日(木)に開催。詳細はこちらから。参加申込はこちらから受け付けています。
🎧 Podcastは月2回、新エピソードを配信中。Apple|Spotify
👀 Twitter、Facebookでも最新ニュースをお届け。
👇 のボタンから、このニュースレターをTwitter、Facebookでシェアできます。ニュースレターの転送もご自由に(転送された方へ! 登録はこちらからどうぞ)。