Daily Brief
世界で今起きている事
Quartz読者の皆さん、おはようございます。米テックシーンの最新情報を伝えるメディア「Off Topic」とのコラボレーションでお届けする全4回の新ウェビナーシリーズ、第1回は本日8月26日（木）に開催。詳細はこちらから。
- OnlyFansは、セックスをメニューに残す。サブスクリプション型SNS「OnlyFans」は、先週、金融機関からの圧力を受けて、ポルノコンテンツを禁止すると発表したところ、ユーザー（多くはセックスワーカー）から大きな反発を受けました。今回、この決定を中止するために必要な「保証」を得たとしています。
OnlyFans will keep sex on the menu. The company experienced serious backlash from its users, many of whom are sex workers, when it announced last week it would be banning porn, under pressure from financial institutions. Now it says it’s gotten the necessary “assurances” to suspend this decision. - デルタ航空は、ワクチン未接種の従業員に月200ドル（約2.2万円）を請求する。デルタ航空（Delta Air Lines）によると、特定の変異種の拡大により感染者数が増加していることを踏まえ、医療費を賄うために実施するものです。
Delta Air Lines will charge unvaccinated employees $200 per month. In light of rising case counts due to the spread of a certain variant, the airline says the fee will defray healthcare costs. - 「アフガニスタンからの避難を待つ米市民は残り1,500人」と米国…。報道によれば、1万人以上がカブールの空港で脱出を待っているそうです。
The US said it only has 1,500 people left to evacuate from Afghanistan… Reports say more than 10,000 are awaiting an exit from Kabul’s airport. - …カブールで銀行が再開された…。銀行の閉鎖は当初、略奪への懸念が原因とされましたが、米国がアフガニスタン中央銀行の金と外貨を凍結したため、1週間以上も閉鎖が続いていました。
…while banks reopened in Kabul… Closures were initially attributed to looting concerns, but persisted for more than a week due to US blocking of Afghan central bank gold and cash reserves. - …そしてイランは保守派の波に乗った。エブラヒム・ライシ大統領が指名した閣僚は、1人を除いてすべて議会で承認されました。強硬派政権の出身者が多く、全員が男性です。
…and Iran rode the conservative wave. All but one of president Ebrahim Raisi’s cabinet picks were approved by the country’s parliament—many are from hardline administrations and all are men. - アルファベットがドローン配送10万件を達成した。アルファベット（Alphabet）のドローン配送子会社、ウイング（Wing）は、血液やワクチンといった、価値が高く、持ち運びが容易なものを配達するサービスを提供し、オーストラリアで軌道に乗っていました。
Alphabet celebrated 100,000 drone deliveries. Wing has taken off in Australia with deliveries of high-value but easily carried objects like blood and vaccines.
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What to watch for
均一ショップの成長
米国のディスカウントチェーンであるダラー・ゼネラル（Dollar General）とダラー・ツリー（Dollar Tree）は、本日（26日）、第2四半期の業績を発表します。
ここでは、注目すべきポイントをご紹介します。
🛒 店舗の成長：昨年の出店数の半分近くを占めていたのがダラーストア（米国の1ドル均一ショップ）で、小売業の調査会社であるCoresight Researchによると、今年は1,000店舗以上の増加が見込まれています。
🍎 フードスタンプ：ジョー・バイデン政権がフードスタンプ（補助的栄養支援プログラム）の給付額を引き上げたことで、ダラー・ゼネラルやダラー・ツリーの売上が伸びる可能性があります。懸念材料としては、低所得者層の多い地域にあるディスカウントストアでは、健康的な食品の選択肢が少なくなり、小規模な食料品店の競争力が低下することが挙げられます。
💵 コストの問題：ディスカウントチェーンは、他の小売企業に比べて、輸送や製造にかかるコストの上昇に対処する余地が少ないのが現状です。ただし、ダラー・ツリーは、より高い価格帯の商品の販売も試みています。また、ダラー・ツリーの従業員のほとんどがパートタイムであることから、同社は、より高い給料を支払えるチェーン店との競争が激化するでしょう。
Charting climate economy
気候変動対策と効果
デロイト（Deloitte）の最新レポートによると、もしインドが脱炭素化（化石燃料の燃焼による温室効果ガスの排出量を削減し、炭素強度を最小化するプロセス）に向けて可能性を最大限に活かすことができれば、2070年までにGDPが8.5％成長し、約4兆ドル（約440兆円）の経済効果が得られるとしています。
インドはすでに正しい方向に向かって、いくつかのステップを踏んでいます。4月には、インド最大の民間企業であるリライアンス・インダストリーズ（Reliance Industries）が、米国のチャート・インダストリーズ（Chart Industries）と提携し、水素技術の商業化と水素生産の強化に取り組んでいます。8月15日には、ナレンドラ・モディ首相が、二酸化炭素排出量の削減を目的とした「National Hydrogen Energy Mission」を発表しました。
SURPRISING DISCOVERIES
世界のトリビア
- 羊と一緒に。おばの葬儀に参列できなかったある農家が、彼女に敬意を表して羊の群れをハートの形にしました。
- 古代ローマの男性は、女性に比べて50％も多くの魚介類を食べていた。男性は女性よりもステータスの高い食べ物を多く食べていたといいます。
- ポーランドの建設会社が、花の香りのするアスファルトを作った。作業員が少しでも楽に過ごせるようにとの願いが込められています。
- ラッパーのカニエ・ウェストが、法的に改名？ フルネームをカニエ・オマリ・ウェストから「イェ（YE）」に変更する請願書を提出したそうです。
- 英国のマクドナルドでミルクシェイク不足。スタッフ不足とサプライチェーンの問題で、提供できなくなっています。
📺 8月から新しいウェビナーシリーズがスタートします。米テックシーンの最新情報を伝えるメディア「Off Topic」とのコラボレーションでお届けする全4回の新シリーズ、第1回は本日8月26日（木）に開催。詳細はこちらから。参加申込はこちらから受け付けています。
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