Daily Brief
世界で今起きている事
Quartz読者の皆さん、おはようございます。本日も世界で今起きていることをお届けします。
- イスラエルは4回目接種で効果が出ると考えている。オミクロン株の感染者数がデルタ株のピークを越えたばかりの米国は、自分達も4回目のワクチン接種を推奨するかどうかを判断するにあたり、イスラエルの変異株との戦いの行方を注視しています。
Israel’s betting that a fourth dose will do the trick. The US, whose omicron case count just topped delta’s peak, is keeping an eye on how well Israel battles the new variant before it decides to follow suit. - ある研究によると、シノバックスのブースターはオミクロン株に効果がない。この新しい研究結果は、中国のワクチンメーカー、シノバック（Sinovac、科興控股生物技術）の見解と矛盾するものです。
A study showed Sinovac boosters aren’t effective against omicron. New research contradicts statements made by the Chinese vaccine’s maker. - インテルは中国の顧客に謝罪した。米半導体メーカーのインテル（Intel）は、中国の新疆ウイグル自治区のサプライヤーと距離を置こうとした後、不買運動に悩まされていました。
Intel apologized to its Chinese customers. The US chipmaker had been struggling with boycotts after it tried to distance itself from Xinjiang suppliers. - ウラジーミル・プーチンはNATOに（比喩的な）発砲をした。ロシア大統領は記者会見の場で、北大西洋条約機構（NATO）に対し、多くの人が最後通牒と受け取るような発言をしました。一方、ロシアの傭兵が、ウクライナ東部の親ロシア派分離独立勢力を支援するために投入されました。
Vladimir Putin fired (figurative) shots at NATO. The Russian president used his press conference to make what many see as an ultimatum, while Russian mercenaries were deployed to help separatists in eastern Ukraine. - トルコ国営銀行がリラ救済のために介入した。ロイターの報道によると、レジェップ・タイップ・エルドアン大統領が、低迷する通貨を安定させるための預金保護策を発表した後、銀行は大規模なドル売り介入を実施したそうです。
Turkey’s state banks intervened to help the lira. Reuters reports that the banks sold dollars after president Recep Tayyip Erdoğan announced a scheme meant to stabilize the struggling currency. - CESが苦境に陥っている。インテル、ツイッター、レノボ（Lenovo）といった大企業が、COVID-19への懸念を理由に参加を取りやめるなか、CES（Consumer Electronics Show）は、その穴を埋めようとしています。
CES is in trouble. As big names like Intel, Twitter, and Lenovo drop out over covid concerns, the Consumer Electronics Show is trying to fill the gap.
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What to watch for
クリスマスの日に改名
クリスマス（25日）は、多くの人がその時間を楽しむ一方、ロサンゼルスのステイプルズ・センターが正式に「クリプトドットコム・アリーナ」（Crypto.com Arena）になる瞬間でもあります。この新しい名前は、レイカーズファンにとって呼び慣れない名前、というだけではありません。暗号資産の時代の本格的な到来を示す、非常に分かりやすいシンボルなのです。ここでは、世界の暗号経済が分かる記事（英語）を紹介します。
1️⃣ 落札に失敗したオークションで暗号資産の手数料が高額になったわけ
2️⃣ 米国のインフラ法案は、暗号資産の税務申告に影響を与える…
3️⃣ …一方、インドは対策を模索中
5️⃣ しかし、それは環境にとって素晴らしいことかもしれない
RIP, Tiananmen sculpture
「国恥の柱」を撤去
「国恥の柱」は、四半世紀近くも香港大学の構内に置かれていました。この慰霊碑は、1989年6月4日に中国共産党が、北京の天安門広場での数週間に及ぶ抗議行動を終わらせるために戦車を送り込み、犠牲となった学生達を追悼するためのものです。
デンマークの彫刻家イェンス・ガルシュット（Jens Galschiøt）が制作し、英国が香港を中国に返還した1997年、初めて香港に持ち込まれました。旧英国領に認められた「自治」を明確に示すシンボルとなっていましたが、昨日（23日）、撤去されました。
SURPRISING DISCOVERIES
世界のトリビア
- 誰もこの事態は予想していなかった。まさか、スペイン異端審問の影響が2021年にまで及んでいるとは…。
- 日本の大学教授が、「味わう」テレビを作った。味センサの測定値に基づき、液体を混合噴霧し、透明シートをロールさせることで実現。料理の写った画面を舐めることで、その料理の味を感じることができます。
- 講義を倍速で観ると、より効果的。ただし、2回観た場合に限ります。
- ウェールズの教会での降誕劇に犬がキャスティングされた。配役のポイントは、登場人物に似ているかどうかです。
- ドイツ・ハンブルクには「XXXmasマーケット」がある。『Quartz Weekly Obsession』（英語版）で、クリスマスマーケットの歴史を辿ってみましょう。
📆 年末のニュースレター配信は12/28夜まで。12/29〜1/3は、朝・夜の配信をお休みさせていただく予定です。
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