Daily Brief:ユニコーン企業に新たな規制へ

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Daily Brief

世界で今起きている事

読者の皆さん、おはようございます。連休明けの火曜日です。今朝も、世界で今起きていることをお届けします。

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Image: Reuters / Jerome Miron
  1. JDドットコムの新しい店舗ではロボットが働いている。中国のEコマース大手、JDドットコム(JD.com、京東)がヨーロッパに進出したことで、オランダの顧客はアプリで注文した商品をロボットが梱包する様子を見ることができるようになりました。
    JD.com’s new stores are staffed by robots. The Chinese ecommerce giant’s foray into Europe lets Dutch customers watch robots package the goods they ordered on the app.
  2. ロシアと米国のウクライナ協議に進展なし両国とも自らの要求を繰り返すのに留まり、お互いに譲歩することはありませんでした。ロシアは水曜日(12日)、北大西洋条約機構(NATO)との協議を再び試みる予定です。
    Russia and the US didn’t make progress in their Ukraine talks. Both countries repeated their asks, and neither budged. Russia will try again with NATO on Wednesday.
  3. 米国の規制当局は、ユニコーンに殺到する資金量に懸念を抱いている。米証券取引委員会(SEC)は、ユニコーン企業に財務・経営情報の開示を義務付ける規則の策定を進めています。
    US regulators are concerned about the amount of money flooding into unicorns. The Securities and Exchange Commission is working on rules that would require companies to disclose financial and operational information.
  4. ユーロポールは、大量の個人情報を削除しなければならなくなる。欧州データ保護監督機関(EDPS)は、欧州刑事警察機構(ユーロポール)が違法に入手した膨大なデータの「アーク(箱)」を保有していることを突き止めました。
    Europol will have to delete a trove of personal information. A watchdog agency found that EU police are in possession of a massive “ark” of illegally obtained data.
  5. エバーグランデは本社を移転する。中国の不動産開発会社、エバーグランデグループ(Evergrande Group、中国恒大集団)は、コストを節約するために可能な限り事務所の規模を縮小し、本社があった深圳のビルから社名を削除し始めました
    Evergrande is moving house. The Chinese developer began removing its name from its headquarters in Shenzhen, as it downsizes wherever possible to save cash.
  6. 過去7年間は記録的暑さだったEUの衛星システムから得られた新しいデータは、人類がいよいよ本気で排出状況をコントロールする必要に迫られていることを示しています。
    The past seven years were the world’s hottest on record. New data from the EU’s satellite system indicate that humans really need to get their emissions situations under control.
  7. ノバク・ジョコビッチがオーストラリアのコートに戻ってきた。セルビア出身のテニス界のスターは法廷闘争に勝ちましたが、まだ国外退去となる可能性は残されています。
    Novak Djokovic is back on the court in Australia. The Serbian tennis star won a legal battle, but still could be deported.
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What to watch for

2022年、最大のリスク

スイスに本部がある世界経済フォーラム(WEF)は毎年、リーダー数百人を対象に、今後12カ月間で想定される重要リスクは何であるかを尋ねています。そうして出来上がるのがいわゆる「グローバルリスク報告書」ですが、今日のニュースレターでは、2022年度版の発表に先立ち、昨年、世界の有力者たちが直面した「最も差し迫った懸念」を紹介します。2021年の最大のリスクは何なのか、水晶玉がなくてもわかるほど、彼らは先見の明があったのです。

🦠 感染症。感染例が急増する2022年は、パンデミック関連の懸念がトップ項目になりそう。

👛 貧困問題。2021年、世界の貧困層は生活費を稼ぐのがより困難に。今年、彼らの暮らし向きがよりよくなるかどうかは、パンデミックの展開次第。

🌩️ 異常気象。2021年は、まさに波乱万丈というべき1年。科学者たちは2022年も自然災害が多発すると予想。

💻 サイバーセキュリティへの対応不備。2021年にはランサムウエアギャングが何度も見出しを飾りました。企業のサイバー防御の強化は、依然として遅々として進んでいません


Omicron’s toll on health workers

やっぱり足りない

世界的に拡大し続けているオミクロン株の感染については、医療従事者不足が指摘されています。

米国では、疾病管理予防センター(CDC)が指針を示し、検査で陽性となった人やウイルスにさらされた可能性のある人であっても、症状がない場合は、病院に職場復帰するよう呼びかけることを認めています英国では、ロンドン市内の病院で不足している人員を軍から補充しました。インドでは現地報道によると、ある公立病院の医師は陽性患者と接触しても隔離しないよう指示されたようです。

  • 24%:米保健福祉省(HHS)に職員の状況を報告している米国5,000病院のうち、「深刻な人員不足 」に陥っている病院の割合
  • 〜800人:インドの第2波で、COVID-19が原因で死亡した医師の数(インド医師会によると)
  • 11万5,000人:全世界でCOVID-19が原因で死亡した看護師数(WHOの推計による)
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Image: New Delhi, Reuters / Anushree Fadnavis

SURPRISING DISCOVERIES

世界のトリビア

  1. キヤノンは顧客に対して、独自のチップ対応カートリッジは必ずしも必要でないと伝えた。半導体不足のおかげで、真実が明らかになりました
  2. 英国で化石化した古代の海竜の骨格が発見された。イクチオサウルスと呼ばれるイルカのような海の捕食者が内陸部で見つかるのは、珍しいそうです。
  3. 暖かい衛星放送受信アンテナは、猫のベッドにぴったり。あるスターリンク(Starlink)ユーザーが発見したように、これはネット環境にとってはよい傾向ではありません。
  4. 16世紀ヨーロッパの王室では、書類のセキュリティとして凝った折り目や縫い目が施されていた…。1570年代には、エリザベス女王もこの「レターロック」を活用していました
  5. …そして、その王室の軍隊は、華奢な馬に乗っていた。4世紀から17世紀にかけての何千もの骨を調査した結果、最も威圧的な軍馬でさえ、現代のポニー程度のサイズだったことが分かりました。

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