Daily Brief
世界で今起きている事
皆さん、おはようございます。今日も世界で今起きていることをお届けします。
- 米国はヨーロッパにロシアへの制裁を手伝って欲しい。ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は、木曜日（13日）、外交交渉が「行き詰まり」となっていることから、米国に焦りが生じていると述べました。ポーランドの外相も、戦争が起きるリスクが高まっている、と警告しています。
The US wants Europe to help sanction Russia. The US’s impatience comes as diplomatic talks have hit “a dead end,” Russia’s deputy foreign Minister Sergei Ryabkov said Thursday. Poland’s foriegn minister has also warned of the increasing likelihood of war. - アンドルー王子は軍の称号を失った。米国で性的暴行疑惑に直面しているヨーク公は、王室の後援者としての役職を全て女王に返上しました。
Prince Andrew lost his military title. The Duke of York, who faces sexual assault allegations in the US, returned all royal patronages to the Queen. - 米国のCOVID-19ワクチン義務付けが無効とされた。米連邦最高裁は、8,000万人の労働者に影響するワクチン義務付け措置を差し止めましたが、医療従事者向けのものについては施行を認めました。これとは別に、米国は今後、10億個の新型コロナウイルス検査キットを国民に配布します。
A US covid-19 vaccine mandate was struck down. The Supreme Court blocked a requirement that affected 80 million workers, but allowed one for healthcare workers to stay. Separately, the country will now send 1 billion at-home tests to Americans. - 米国の外交官にまた「ハバナ症候群」の症例。認知障害を引き起こす可能性のあるこの謎の病気は、ジュネーブとパリに駐在している当局者が攻撃を受けた疑いがあることから、判明しました。
More cases of “Havana Syndrome” were found among US diplomats. The mysterious ailment, which can cause cognitive impairments, came from suspected attacks against officials in Geneva and Paris. - スペースXが105基の人工衛星を打ち上げた。これは、イーロン・マスク率いる宇宙開発企業、スペースX（SpaceX）にとって、今年2回目となる打ち上げ成功です。
SpaceX launched 105 satellites. It’s the second successful launch by Elon Musk’s company this year. - マイクロソフトがXbox Oneの生産を終了。同社は、次世代機の生産に注力するため、としています。
Microsoft discontinued Xbox One. The software giant said it’s focusing on new consoles.
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What to watch for
銀行決算が示すヒント
本日（14日）から決算期を迎える銀行は、景気の動向を垣間見るうえで興味深い存在です。特に、銀行の3つの側面は、私たちがパンデミックのどの段階にいるのかを示しているのかもしれません。
⬇️トレーディング：2020年はCOVID-19に関連した市場の変動で大きな成功を納めたものの、銀行の運用担当の活動は縮小しています。パンデミック前に比べれば、まだビジネス規模は大きいでしょうが、利益は昨年より減少すると予想されます。
⬆️融資：一方、融資は、パンデミックの初期に急落したあと、回復しています。消費者は景気刺激策による貯蓄を使い果たし、さらに借り入れを増やしています（そして、銀行は2022年の金利引き上げによって、融資でより多くの利益を得るようになっています）。
⬆️ディール：投資銀行ビジネスは、ビジネス全体が回復し、企業が余剰資金をディールに投入しているため、好調に推移しています。この傾向は、パンデミックの影響や政策変更がない限り、今後も続くと予想されます。
Looking at you, Maersk
海運大手、脱炭素に舵
過去7年間は観測史上最も暑かったというデータが発表され、気候変動のニュースという意味では、恵まれない1週間となりました。しかし同時に、大手海運会社であるAPモラー・マースク（Maersk）は、2040年までに事業をカーボンニュートラルにすることを誓い、ネット・ゼロ・エミッションの誓約を拡大し、エネルギー消費とサプライ・チェーンからの排出も対象に含めるとしました。
他の海運各社は遅れをとっていますが、APモラー・マースクの発表は、パンデミックで数十億ドルの利益を蓄えているライバル会社に対して、より積極的に排出量を削減するよう圧力をかけるものです。 先を行くマースクに追いつくことが彼らの利益となるためです。つまり、野心的な気候目標は、競争が熾烈な業界において、見識のある顧客に対する重要なセールスポイントとなるのです。
SURPRISING DISCOVERIES
世界のトリビア
- フレンチドレッシングが「解放」された。このサラダにかけるドレッシングは、米国における72年前の厳しい基準にもう縛られることはありません。
- ジャガイモのサプライチェーンが混乱。日本では、ファストフードでポテトが販売休止になり、ケニアや南アフリカではポテトチップスの製造に支障をきたしています。
- ジュースのコストが上がっている。フロリダ産のオレンジの収穫量が減少しているため、価格が高騰しています。
- 英国の外科医が臓器に名前を刻印し、もう患者を治療できなくなった。2人の患者の肝臓には、彼のイニシャルが刻まれていました。
- ある発明家が「鼻レンジャー」を作った。長さ14インチ（約35センチ）のこの器具は、匂いを測定することができます。
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