Daily Brief:アメリカ、韓国と交渉決裂

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世界で今日起きること

Quartz読者の皆さん、おはようございます。次世代のビジネスリーダーに必須のグローバルニュースをお届けします。英語バージョンはこちら

A protester tries to escape from a sewage tunnel inside the Hong Kong Polytechnic University campus during protests in Hong Kong, China, November 19, 2019. REUTERS/Adnan Abidi TPX IMAGES OF THE DAY – RC23ED9TX4KP
A protester tries to escape from a sewage tunnel inside the Hong Kong Polytechnic University campus during protests in Hong Kong, China, November 19, 2019. REUTERS/Adnan Abidi TPX IMAGES OF THE DAY – RC23ED9TX4KP
  1. 安倍晋三が歴代最長の首相に。 2887日にわたる在任期間で、安倍首相は、1世紀以上前の桂太郎による記録を更新しましたが、比較的安定した支持を得ているにもかかわらず、政治的勝利の明確な成果はまだ出せていません。
  2. 香港の不安はまだ続く。デモ隊は、先週末の香港理工大での警察との衝突を受け、市内の道路や鉄道を封鎖する計画を立てています。一方、米上院議員らは、香港での「自治権」侵害を抑止する法案を全会一致で可決したいと考えています。
  3. キーマン、公聴会で証言へ。米トランプ大統領のウクライナ疑惑をめぐる下院の公聴会で、ソンドランド駐EU(欧州連合)大使が証言します。これまでに出てきた他の証人によれば、政敵のバイデン前副大統領について調査させるためにウクライナに圧力をかける、というトランプ氏の指示にソンドランド氏が従った、とされています。

【編集部より】

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Image: QUARTZ/ALICIA GEARTY

今日20日の夕方メール「Africa Rising」では、まさに沸騰中のアフリカ・スタートアップシーンの最新動向をお届けします。モバイルバンキングなど、フィンテックを始め、あらゆる分野で台頭しはじめたアフリカのテックシーンの最前線をどうぞ。

While you were sleeping

あなたの就寝中に

  1. イギリス2大政党のトップがテレビで公開討論。 ボリス・ジョンソン首相と労働党ジェレミー・コービンの2人は、初となるテレビでの対決で、議会の議席数のために必死のがんばりをみせましたが、明確な勝者なしで終わりました。
  2. アメリカ、韓国との軍事交渉から出ていく。 両国の交渉者は、 28,000人を超える米軍の韓国駐留に、ソウルの政府がどれだけの資金を拠出すべきかについて対立。双方は、相手側が理不尽だとし、数十年にわたる同盟が危機に瀕していると主張しています。
  3. ボーイング、737MAXが再び飛ぶ ボーイングは、カザフスタンのアスタナ航空と非公表の航空会社の計2顧客を新たに獲得。それぞれが30機と20機のジェット機の”偉大な”所有者に。規制当局の承認がまだ保留中のため、ボーイングはこの新契約を業界からの信頼票とみなしています。
  4. 国連は、イランに暴動をやめるよう催促。 アムネスティ・インターナショナルは、ガソリン価格の急騰への抗議から、金曜に始まったデモで、21の都市で100人以上が死亡した可能性があると報じています。国連のスポークスマンは、デモ状況についての世界的な報道を妨げているインターネットの閉鎖についても、撤回も求めた。
  5. 中国と米国が、5月に放棄した貿易協定を一掃。 引き下げる関税の数や、およびその時期は、両国の貿易交渉の重要なポイントで、現在は最終段階にあるもようです。同時に、マイク・ペンス副大統領は、中国が香港の抗議者に対する暴力を利用すれば、米国はテーブルから立ち去ることができると示唆しました。

【お知らせ】

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Quartz(英語版)の今週の特集は「ETFs are eating the market(ETFが市場を喰う)」です。その安さと簡単さで、株式市場を席巻するETF(上場投資信託)について、その功罪を問う一大レポートです。Quartz Japanの購読者は、英語のオリジナル特集もお読みいただけます。

 

Matters of debate

世界のトリビア

  1. マッチ箱サイズの本は66万ドル。英国の女流作家、シャーロット・ブロンテは14歳の時、おもちゃの兵隊のために6冊の小さな本を作りました。博物館を運営するブロンテ協会が募金を募り、このうちの1冊を落札しました。
  2. イドリス・エルバの名を持つハチがブロッコリーを守る。メキシコで確認されたスズメバチの一種に付けられたのは、あの俳優の名前。ブロッコリーやキャベツの大敵であるカメムシなどの卵に寄生することから、作物を守る心強い味方になるかもしれません。
  3. Appleから電子たばこアプリが消える。電子たばこに関する約180のアプリがApp Storeから削除されます。健康面に配慮したものですが、喫煙者の一部しかアプリを利用していないとの指摘も。
  4. モンタナの旅行土産は有毒廃棄物。汚染された土壌の浄化が続けられている「スーパーファンドサイト」の一つであるアナコンダでは、鉛やヒ素で汚染されたがれきが、サンドイッチバッグに入れて販売されていました。
  5. 脳は人体で最も回復力のある器官。脳が老化して縮むと、ニューロンは接続を維持する新しい方法を見つけます。

(写真:ロイター)