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What to watch for today
世界で今日起きること
Quartz読者の皆さん、おはようございます。週末から「世界のコロナ、知っておくべきこと」のニュースレターもお届けしています。日英併記の今日の世界の動きとともにどうぞ(英語版はこちら)。
- ジョー・バイデンとバーニー・サンダースが文字通り、1対1で討論する。最後に残った米大統領選の民主党候補2人は、COVID-19に関連する予防措置のため、生の聴衆も報道陣もいない状態でガチンコの討論会を実施します。討論会の場所はアリゾナ州の劇場からワシントン州のCNNスタジオに移され、米国東部時間15日午後8時(日本時間の月曜日午前9時)から始まります。
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Joe Biden and Bernie Sanders debate one-on-one, literally. The two remaining Democratic candidates for US president will spar without a live audience or assembled press corps because of precautions related to Covid-19. The debate, which was moved from a theater in Arizona to a CNN studio in Washington, starts Sunday at 8pm US eastern time (midnight GMT and 8am Monday in Hong Kong). - 日本企業がCOVID-19を15分で検査できるキットを発売。少量の血液だけで短時間で結果が出る検査キットは、クラボウが提携する中国企業が開発したものです。赤い線が示された場合は、結果が陽性であることを示しています。
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A Japanese company starts selling 15-minute tests for Covid-19. The quick-acting test kits, which require a small sample of blood, were developed by Kurabo Industries’ business partner in China. A red line on a test strip indicates a positive test result. - 注目の決算報告が次々と。中国のテンセント・ミュージック・エンターテイメントに加え、米新聞グループ大手のMcClatchy、米乳製品大手のDean Foods(いずれも破産法適用下で営業中)などの企業が四半期の決算を公表します。そのうち、カリフォルニア州ダラスに拠点を置き、高齢者向け住宅を運営するCapital Senior Livingは、すでに米国23州で同社の住居への訪問を制限しており、COVID-19の影響についてはさらに多くの言及がなされる可能性があります。
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An interesting collection of earnings reports. Investors will get quarterly figures from companies including Tencent Music Entertainment; the newspaper chain McClatchy and US dairy giant Dean Foods (both of which are operating under bankruptcy protection); and Dallas-based Capital Senior Living, which has already restricted visitor access to its residences in 23 US states and will likely have more to say about the impact of Covid-19.
【今日の夕方は…】
今日、3月16日(月)のPMメールは、「Next Startups(次なるスタートアップ)です。新型コロナウイルスの拡大を受け、オンラインでのイベントやカンファレンスが進む中で、コロナ・ショックによって爆発的な需要を集めている新型スタートアップを紹介します。
Over the weekend
週末に起きたこと
- ヨーロッパが封鎖された。フランスは公共のスペースを閉鎖し、スペインはWHO(世界保健機関)がヨーロッパをCOVID-19の新しい震源地と宣言した後、市民を自宅に閉じ込めました。米国は欧州を対象にしていた入国禁止措置を拡大して英国も含めました。航空会社が国際線を削減したため、空港は帰国者の集団をスクリーニングするのに苦労しました。一方、中国では国内感染よりも海外からの帰国者の発症例の方が多かった。
- アラムコは21%の減益を発表。サウジの国営石油会社サウジアラムコの2019年の売上高はわずか882億ドル(約9兆4,000億円)で、投資家を失望させました。同社は、需要の落ち込みとロシアとの原油価格戦争の中で設備投資を削減するとしていますが、今年は750億ドル(約8兆円)の配当を支払う見込みです。
- ケネス・シェノルトは、政治的ポリシーに対する不満を理由にFacebookの取締役を辞任した。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によると、アメリカン・エキスプレスのCEO(最高経営責任者)だったシェノルトは、マーク・ザッカーバーグに偽情報を厳しく取り締まるよう働きかけていたが、その助言が無視されたことに幻滅してしまったという。新たに解放されたシェノルトは最近、ビル・ゲイツが退任した、ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイの取締役に就任しました。
- バイエルはラウンドアップ訴訟で100億ドルの和解に近づいた。2018年に米化学メーカーモンサントを買収し、数万件に及ぶ除草剤関連の訴訟を引き継いだこのドイツの製薬会社は、除草剤「ラウンドアップ」ががんの原因だと主張する原告の大部分を代表する6つの法律事務所との和解案に合意しました。バイエルは、将来の訴訟から身を守り、自社製品が市場にとどまることを保証するために、何らかの形での和解を望んでいると伝えられています。
- イエス銀行は10~12月期に25億ドル(約2,700億円)の損失を出した。経営難に陥っているインドの民間銀行大手は、相次ぐ不良債権によって記録的な損失を出したことを明らかにしました。国営インドステイト銀行と民間金融機関のグループは、すでに13億5,000万ドル(1,440億円)の支援を表明しています。
【今週の特集】
今日16日に配信開始の、Quartz(英語版)の特集は「The business of fertality(不妊のビジネス)」です。40年前と比べ、出産年齢の高齢化し、一方で、親の経済状況はかつてより上がる中で、不妊ビジネスがこれまでになく爆発しています。吸う千億円規模のビジネスとなった、不妊ビジネスの最前線をQuartzがレポートします。
Matters of debate
世界のトリビア
- アレックス・ジョーンズは、あなたをブルーにする偽の新型コロナウイルス治療法を売り込んでいる。「ナノシルバー」の歯磨き粉は、永続的に青みがかった灰色に皮膚を変色させる銀皮症を引き起こす可能性があります。
- バチカンはロンドンの高級不動産帝国を支配している。教皇フランシスコは、カトリック教会が元イタリア首相、ベニート・ムッソリーニから資金の一部を出資されている会社の支配権を保有していることを確認しました。
- 「究極の」太陽系外惑星では、溶けた鉄が空から降ってくる。地球から数百光年離れたWASP-76bと呼ばれる天体の太陽面では、気温は2,400°Cに達します。
- Shaft Bottom Boysは世界で最も深いコンサートを行った。カナダのグループは、地下約1,894メートル(6,213フィート)のニッケル鉱山で50分間のパフォーマンスを行いました。
- すべての親が子供と本を読むのが好きというわけではない。しかし、彼らのアプローチにいくつかの簡単な修正を加えることで、関係者全員にとってより良い体験になるでしょう。
(写真:ロイター)
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