HERE’S WHAT YOU NEED TO KNOW
世界で今起きている事
Quartz読者の皆さん、おはようございます。早くも、4月最後の月曜となりました。最新のグローバルニュースを今日もこちらでチェックして下さい（英語版はこちら）。
- COVID-19感染者数は296万4,543人。米国96万3,168人、スペイン22万6,629人、イタリア19万7,675人、フランス16万1,665人、ドイツ15万7,495人、英国15万4,032人と続きます。総死者数は20万6,055人、総回復者数は86万2,859人。日本の感染者数は1万3,231人で、360人が亡くなっています（4/27 6時30分現在）。
- 金正恩の謎はまだ続く。4月11日に公式に動静が確認されたのが最後となっている北朝鮮の指導者の健康状態についての憶測は、週末にかけてさらに飛び交いました。彼は元気なのか、手術が失敗して昏睡状態に陥っているのか、それとも死亡したのかは不明で、後者の場合、誰が後を継ぐのかは不明です。
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The Kim Jong Un mystery continued. Speculation intensified over the weekend about the health of the North Korean leader, who last appeared in public April 11. It’s unclear if he’s fine, in a coma after a botched surgery, or deceased—and, if the latter, who takes charge. - シンガポールでCOVID-19が急増中。日曜日、この都市国家は931人の新規感染者を確認し、その総数は中国とインドに次いでアジアで3番目に多い1万3,000人超となりました。感染の大部分を占めるのは、密集した地域に住む移民労働者たちです。
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Covid-19 surged in Singapore. On Sunday the city-state reported 931 new cases, bringing its total to over 13,000, the third most in Asia after China and India. Migrant workers living in close quarters account for the majority of infections. - ボーイングはエンブラエルへの方針を変えた。米航空機大手ボーイングは、ブラジルの小型機メーカーのEmbraer（エンブラエル）の商用ジェット機部門の株式の80%を42億ドル（約4,500億円）で買収することになっていましたが、土曜日にその取引を撤回しました。経営難に陥っているボーイングは水曜日、第1四半期の業績を発表します。
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Boeing changed course on Embraer. It looked set to buy 80% of Embraer’s commercial jet business for $4.2 billion, but on Saturday it backed out of the deal. The struggling US plane maker announces its first-quarter results Wednesday. - 香港警察は抗議デモを解散させた。 反政府集会は高級ショッピングモールで行われ、 約300人のデモ参加者が集まり、先月以来の大規模な集会となりました。 4月18日、政府は民主派の主要メンバー15人を逮捕しています。
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Hong Kong police broke up a protest. The anti-government rally took place in an upmarket shopping mall and drew about 300 demonstrators, the first sizable gathering since last month. On April 18 the government arrested 15 senior figures of the pro-democracy movement. - インドは、「金持ち税金案」を撃墜した。 土曜日に、約50人のインド歳入局の職員が、パンデミックの経済的影響に対処するため、外国企業および超富裕層に対して税金を引き上げることを推奨し、政府側は即座にその案を潰しました。
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India shot down a tax-the-rich proposal. On Saturday about 50 Indian Revenue Service officers recommended raising taxes on the super rich and foreign companies to address the pandemic’s economic fallout. The government quickly squashed the idea.
what to watch for this week
世界の「今週の動き」
- 今日、日銀は、COVID-19の影響を受けて経営が悪化している企業に対する資金繰り支援を強化する計画を発表する予定。
- 英金融大手のHSBCが火曜日に第1四半期決算を報告。利益の急減が予想されている。
- 米電気自動車メーカーのTesla（テスラ）は、中国・上海のギガファクトリーでの増産を受けて、水曜日に四半期決算を共有する。
- 木曜日に台湾は、第1四半期のGDP数値と更新された通年予測を共有する。IMF（国際通貨基金）は、台湾の経済は2020年に4％縮小すると見ている。
- Appleは木曜日の米東部時間午後5時 （日本時間5月1日午前6時）に第2四半期（1～3月期）決算の数字を発表し、ガイダンス（利益予想）には届かないことを確認する。アジアでのサプライチェーンの混乱は彼らに犠牲をもたらした。
- 英国のボリス・ジョンソン首相は、COVID-19から回復し、今日、仕事に復帰。
Charting the demand for YouTube exercise videos
エクササイズ動画急伸
世界中で、パンデミックのせいで何百万人ものジム愛好家が自宅で立ち往生していますが、彼らはそれでも運動したいと思っています。フィットネス業界では、彼らがネットでエクササイズするのを手助けするだけで、オンラインで急成長を遂げています。とはいえ、YouTubeで最も人気のあるエクササイズ動画の投稿者など、すでにその領域を押さえているフィットネスの起業家が、すでに何人か存在しています。
Matters of Debate
今日の論点
広州でのアフリカ人の強制退去は、中国の政治システムのせいだ。 世界で幅広く公表された事件は、国際的な抗議を引き起こし、北京の中国政府は人種差別の告発に対処することを余儀なくされました。しかし、上海に本拠を置くYouTuberのSimon Yuは、非難のほとんどは、 政府の介入の広範な影響を無視する一方で、狭い統計セットの進歩ばかりを報いる欠陥のある実力主義が根底になければいけないと主張しています。
SURPRISING DISCOVERIES
世界のトリビア
- タケノコが一大ブームに…..。アジアの“新米シェフ”たちは快適な家庭料理に回帰。検索でのタケノコのレシピへの関心が4,850%上昇しました。
- ……そして、ドライブインの映画館も同様。駐車場にスクリーンを設置して、感染症にかからないエンターテイメントを提供するレストランに、家族が押し寄せています。
- 科学者たちは、あなたのスターター（発酵種）の匂いを知りたがっている。研究者たちはパン作りのトレンドを利用して、世界中の細菌種の分布を調査しています。
- 古生物学者は「地球の歴史上で最も危険な場所」を突き止めた。1億年前のモロッコは、陸、空、海に肉食動物があふれていました。
- ある開発者が、瀕死のウェブサイトに賛歌を贈った。この奇妙なサイトには、インターネットデザインの遺物がぎっしり詰まっており、訪問者に、ウェブが奇妙だった頃を思い出させます。
【今日の夕方は…】
本日4月27日（月）のPMメール「Next Startups（次なるスタートアップ）」は、Covid-19の拡大で大混乱に陥る教育業界を変えていくトロント発のスタートアップを取り上げます。大学の教員と生徒のコミュニケーションを一元管理する、クラスマネジメントのアプリケーションとは？
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