HERE’S WHAT YOU NEED TO KNOW
世界で今起きている事
Quartz読者の皆さん、おはようございます。Stay HomeなGWが終わり、仕事へ戻る方も多いと思います。今日からまた、新たな気持ちでスタートしましょう(英語版はこちら)。
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- WHOのチームが中国に派遣される。WHO(世界保健機関)は、COVID-19の感染源を解明するために、科学者たちを派遣することを協議していると明かしました。これまでのところ、さまざまな動物を使ったテストでは、コウモリから人間に感染する際の「中間宿主」となった動物を特定することはできませんでした。
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A WHO team is headed to China. The World Health Organization said it is in talks to send scientists to figure out the source of Covid-19. So far, tests on various animals have not been able to pinpoint the “intermediate host” that spread it from bats to humans. - 中国は過去10年で最悪の企業収益シーズンを迎えた。中国本土の取引所に上場している3,000社以上の企業の利益は、前年同期比で平均42%減少しました。しかし、次の四半期の見通しは、より明るいです。
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China just had its worst corporate earnings season in 10 years. Profits at more than 3,000 companies listed on mainland exchanges dropped 42% on average versus a year ago. But next quarter looks much brighter. - 米国企業は5G標準化でHuaweiと協力することが認められるかもしれない。ロイター通信によると、規則案はHuawei(ファーウェイ、華為技術)が加盟している標準化団体への参加を認めるもの。以前の規則では、中国企業への米国技術の販売を制限していたため、このような協力関係は不確実なものとなっていました。
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US companies may be allowed to work with Huawei on 5G standards. Reuters reports a draft rule would make it OK to participate in standards bodies where Huawei is also a member. An earlier ruling limiting the sale of US technology to the Chinese company made such collaboration uncertain. - 中国は香港のレトリックを強めた。新型コロナウイルスの規制が緩和されるなか、香港マカオ事務弁公室の新たな声明は民主化を求める抗議者たちを「有毒な」「政治的なウイルス」と表現しました。
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China ratcheted up its Hong Kong rhetoric. As coronavirus restrictions loosen, a new statement from China’s Hong Kong and Macao Affairs Office referred to pro-democracy protesters as “poisonous” and a “political virus.” - ロックダウンは数百万人の結核患者の増加につながる可能性がある。ソーシャルディスタンシング(社会的距離)を維持するために検査や治療が妨げられた場合、2025年までにさらに600万人の感染者と140万人の死亡者が出る可能性があることが研究で示されています。やや良いニュースとしては、これはSTI(性感染症)を抑制するための「一生に一度の」チャンスでもあります。
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Lockdowns could lead to millions more tuberculosis cases. If social distancing derails testing and treatment, research indicates there could be an extra 6 million infections and 1.4 million deaths by 2025. In somewhat better news, this is a “once-in-a-lifetime” chance to curb STIs.
Charting alcohol sales
増える「宅飲み」
米国では、消費者が小売店を通じてアルコールを購入するケースが増えており、ビール、ワイン、スピリッツの売上はすべて増加しています。なかでもスピリッツの購入量は33%増と最大の伸びを示しています。まさに流行中の缶入りカクテルは急速に拡大しているカテゴリーで、3桁の増加となっています。
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しかし、注目すべきキーワードは「小売」です。米国人は必ずしもロックダウン中だからといって大量の酒を飲んでいるわけではありません。変わったのは、それを飲んでいる場所です。彼らが自宅で楽しむために購入しているアルコールは、単純に、これまでバーやレストランで飲んでいたであろうものの代わりになっているのです。
You asked about vacations
コロナで休暇はどうなる?
私たちがCOVID-19の世界にいる今でも、人々は休暇を過ごすのですか? (Eastonさんからのご質問)
回答者:この疑問を持っているのは、あなただけではありません。
米国全土でのロックダウンが始まって数週間が経ち、Googleで「いつになったらまた旅行に行けるの?」と検索される件数は増え続けています。観光の中心地であった大都市はリスクが懸念される地域となっていて、海外旅行はほとんど不可能な状態で、家計も逼迫しています。
短期的に旅行がどのように見られるかは、何が許可されているのかと、経済危機の深刻さに大きく左右されます。過去の不況が目安になっているとすれば、資金不足の旅行者は、代わりに車に荷物を積み込んで、自分たちの力で行ける場所に向かうでしょう。国立公園やキャンプ場など、1日で行ける場所を考えてみてください。Quartzのナターシャ・フロスト記者は、近い将来、旅行がどのようなものになるのか、もしくはそうならないのかについて、詳しく報告しています。
SURPRISING DISCOVERIES
世界のトリビア
- インドが世界初のナマコの安全地帯を整備している。この絶滅の危機に瀕した海洋生物は、アジアのいくつかの地域で、食料や伝統的な薬として高い需要があります。
- パンデミック下での米国人の買い物リスト:ツナ缶、米、大麻のグミ。大麻の売り上げは、食用ブームに後押しされて、米国で急上昇しています。
- イーロン・マスクの子どもの名前は違法かもしれない。 X Æ A-12、ごめんなさい。カリフォルニア州で出生証明書に使えるのは、アルファベット26文字だけです。
- 古代のツノガエルは南極大陸を飛び回っていた。彼らは、ゴンドワナと呼ばれる巨大な大陸だった時代に生きていました。
- 英国のスケートパークの下で青銅器時代の酋長の遺骨が見つかった。それは、遺跡で発掘された2つの骸骨のうちの1つです。
【今日の夕方は…】
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本日5月7日(木)のPMメール「Millennials Now」では、「サブスクビシネスの今」をテーマにお届け。メディア、エンタメ界では一般的になっているサブスクリプション。このパンデミック下でも多くの人が登録者として利用しているでしょう。今回は、ほかの分野でも話題になるサブスクモデルの例をあげ、サブスクが今後どのようになっていくのかとともにお伝えします。
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