Daily Brief
世界で今起きている事
Quartz読者の皆さん、おはようございます。今日も世界で起こっていることをまとめてお届けします。
- 香港は反ドキシング法に賛成する準備をしている。米国のテック企業からの懸念にもかかわらず、香港の立法府は、他人の個人情報をオンラインに投稿することを犯罪とする法案に賛成票を投じると見られています。
Hong Kong prepares to rubber stamp an anti-doxxing law. Despite concerns from US tech companies, the city’s legislative council is expected to vote yes on a bill that criminalizes posting others’ personal information online. - アマゾンの新しいデバイスは、顧客の生活にアマゾンをより深く浸透させようとしている。今回のハードウエアイベントでは、顔認識機能を備えた壁掛け式のスマートディスプレイ、スマートサーモスタット、「バーチャル・セキュリティ・ガード」サービス、愛らしいホームアシスタント・ロボットなどが発表されました。
Amazon’s new devices seek to embed the company further into customers’ lives. Highlights from its hardware event include a wall-mounted smart display with facial recognition, a smart thermostat, a “virtual security guard” service, and an adorable home assistant robot. - 東アジアの経済見通しはそれほど明るくないように見える。世界銀行の現在の予測では、この地域の2021年の成長率は2.5%で、4月時点の4.4%から下方修正されました。しかし、中国の成長率は8.5%に達する見込みです。
The economic outlook for East Asia looks less rosy. The World Bank now predicts growth of 2.5% for the region in 2021, down from its forecast of 4.4% in April. However, China is on track to hit 8.5% growth. - インドで、より効率的な米が開発された。この新品種は、耕作や栽培に必要な水の量が少なく、除草剤にも耐性があるため、農家の仕事を減らすことができます。
India developed a more efficient type of rice. The new variety requires less water to cultivate and grow, and it’s herbicide-resistant, which means less work for farmers. - アレクセイ・ナワリヌイは、新たな犯罪捜査に直面している。ロシアは、クレムリンの批判者が過激派グループを設立し、率いた疑いがあると発表しました。この罪は、最高で懲役10年が言い渡される可能性があります。
Alexei Navalny faces a new criminal investigation. Russia said the Kremlin critic is suspected of founding and leading an extremist group, which is punishable by up to 10 years in prison. - EUの議員たちは、2027年までの天然ガスパイプラインへの補助金支給を承認した。欧州議会のメンバーは、化石燃料からの脱却に向けた厳しい期限を守るためには、この妥協案が必要だと述べました。
EU lawmakers OK natural gas pipeline subsidies through 2027. Members of the EU parliament said the compromise was necessary to ensure a hard deadline for phasing out fossil fuels. - バンコクは熱帯性低気圧 「ディエンムー」（Dianmu）による洪水に備えている。タイの北部と中部では、洪水によってすでに7万世帯が浸水し、6人が死亡しました。
Bangkok prepares for flooding from Tropical Storm Dianmu. Flood waters in Thailand’s northern and central provinces have already overrun 70,000 homes and caused six deaths.
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What to watch for
有名企業が続々とIPOへ
プロの投資家は、一般の人が聞いたこともないような会社にも精通しています。その知識量は、プロと一般の投資家を分けるものの一つです。一般人がその会社のことを知ったときには、すでにその会社の株は買い占められていることが多いのです。
しかし、これから数カ月の間に、私たちが実際に購入したり、使用したりしているかもしれないものを製造・販売している企業が、続々とIPOを迎えます。アマチュア投資家がインサイダーの気分を味わえるチャンスです。
👓ミレニアル世代向けのメガネメーカーであるワービーパーカー（Warby Parker）は、本日（29日）、ダイレクトリスティング（直接上場）の形で株式を公開します。
👟ウールのスニーカーで知られる、オールバーズ（All-Birds）も今年の後半にIPOを計画しています。
🥣ギリシャヨーグルトブランドであるチョバニ（Chobani）もIPOを計画中です。
🥗そして、サラダチェーンのスウィートグリーン（Sweetgreen）もIPOの計画を公表しています。しかし、同社のCEOが新型コロナウイルスに関する発言で炎上したことを受けて、同社は一旦計画を延期するかもしれません。
What we’re reading
あわせて読みたい
🏘借り手に不利な状況が続いています。ベルリンの人々は大企業の家主から住宅を差し押さえることに賛成票を投じました。一方で、連邦政府の援助は米国の賃貸人にすぐには届きません。
💡米国のインフラ法案は十分には進んでいません…。電力網の気候変動対策には270億ドル（約3兆円）以上の資金が必要になります。
⚡️一方、中国の暗号資産の禁止は、一国分のエネルギーを解放することになります。正確には、フィンランドが1年間に使用するエネルギー量と同じくらいです。
💸 都市部のインド人の6分の1が暗号通貨に投資しています。また、20%が今後6カ月以内に投資を行うつもりです。
🚢過積載の貨物船の荷降ろしはとても大変です。これは、サプライチェーンの危機の兆候であり、悪化要因でもあります。
🤖米国ではAIローンがスモールビジネスを助けています。アルゴリズムに判断を委ねることになってしまいますが…。
SURPRISING DISCOVERIES
世界のトリビア
- Netflixは、これまでで最も人気のある映画とシリーズを公開した。あなたが予想していた作品とは違うかもしれません。
- オーストラリアで先史時代のワシの新種が発見された。Archaehierax sylvestrisは2,500万年前に生息しており、コアラやポッサムを食べていました。
- イエール大学は、北米のバイキングの地図が偽物であることをきっぱりと認めた。大英博物館は1957年に同様の疑いを持っていましたが、米国の大学はその地図を購入しました。
- ジョン・レノンとオノ・ヨーコの未発表音源がデンマークでオークションにかけられる。ビートルズが解散する数カ月前の1970年に、4人のティーンエイジャーがこのカセットを作りました。
- 科学者たちが、3つの星の周りを回る惑星を発見したかもしれない。まさにこれこそ「三体問題」ですね。
🎧 Podcastは新シリーズ「お悩み相談 グローバルだけど」最新話公開。好物のウナギが絶滅危惧種だと知った方からのお悩み。人間が生きるために避けて通れない「食べる」という行為と、自分と違う意見をもった他者との向き合い方について考えます。お悩み・お便りもこちらから。Apple｜Spotify
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