Daily Brief:五輪前の中国、成長が鈍化

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Daily Brief

世界で今起きている事

皆さん、おはようございます! 週の初めの月曜日、今日も世界で今起きていることをお届けします。

A security guard guides people to take covid tests in Beijing.
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Image: Reuters/Yew Lun Tian
  1. 北京は新たなCOVID-19の検査ルールを導入した。北京市では、この週末に初のオミクロン株感染者を確認。入国者はこのオリンピック開催都市に入る前の72時間以内に、新型コロナウイルスの検査を受けなければなりません。一方、インドの感染者数は8カ月ぶりの高水準となりました。
    Beijing imposed new covid-19 testing rules. Incomers must test for the illness 72 hours before entering the Olympic city, which detected its first omicron case over the weekend. Meanwhile, India’s case count hit an eight-month high.
  2. ウォルマートが独自の仮想通貨を計画している。米国の特許出願書類によると、世界最大の小売業者であるウォルマート(Walmart)は、NFTを含むバーチャルグッズを製造・販売したいと考えているようです。
    Walmart is planning its own cryptocurrency. US patent filings show the world’s largest retailer wants to make and sell virtual goods, including NFTs.
  3. 中国の成長が鈍化している。需要の低迷と厳しいCOVID-19対策が原因で、中国は、2020年半ば以降で最も低い四半期GDP成長率を報告することになると予想されています。
    China’s growth is slowing. Thanks to weak demand and strict covid-19 measures, the country is expected to report its slowest quarterly GDP growth since mid-2020.
  4. 火山が噴火し、トンガは灰に覆われた。トンガでは最大8万人が被災した可能性があり、津波がニュージーランドや他の太平洋諸島に押し寄せました
    Tonga was smothered with ash after a volcano erupted. Up to 80,000 people in the country may have been affected, while tsunami waves crashed into New Zealand and other Pacific islands.
  5. マイクロソフトは、ウクライナ政府のネットワークに破壊的なマルウエアがあると警告。サイバー攻撃は、ロシアの外交官が、米国やNATOとの協議が実質的に物別れに終わったと述べた後に、仕掛けられたようです
    Microsoft warned of destructive malware in Ukrainian government networks. A cyberattack appears to have been deployed after Russian diplomats said talks with the US and NATO were essentially dead.
  6. ノバク・ジョコビッチは、旅行保険に加入していればよかったと後悔している。ワクチン未接種のセルビア出身のテニス選手は、オーストラリア政府が彼の存在は反ワクチン感情を広める恐れがあるとして入国許可を取り消したため、同国を出国することになりました。
    Novak Djokovic is wishing he bought travel insurance. The unvaccinated Serbian tennis star left Australia after the government revoked his entry permit, saying Djokovic’s presence risked spreading anti-vaccine views.
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What to watch for

クリプトフェス、開幕

伝統的な権力構造を解体し、新しい価値を創造しようとする反逆者たちの決断で、何が起きるのか──それを目撃できるのが、マイアミで開幕する北米ビットコイン会議です。

3日間にわたって開催される「暗号の祭典」では、投資家マーク・キューバンやマイアミ市長のフランシス・スアレスビットコインの宣伝マンでもある)らによる講演が予定されています。その他、「ハッシュパワー:次の大きな商品」「革命は中央集権ではない」といったタイトルのイベントが多数開催。幸運な参加者には、宇宙へのチケットも当たります。

❤️ 「ビットコイン」と「マイアミのスタートアップシーン」のマッチングは、まさに天国のごとき組み合わせといえるでしょう。両者とも、ようやくメインストリームの注目を集めるようになったアツいプロジェクトで、パンデミック中に強い追い風を受けています。100年後にはどちらも存在しない可能性があるのも共通しています。


Netflix wants you to pay up

ネトフリの野心

エンターテインメントの世界は、いまや「家庭での視聴」が主流です。そんななかで、Netflixは自らが築き上げてきた名声を支えに、月額15.49ドル(約1,700円)の新価格を打ち出しました。同社の標準プランは、競合のHBO Maxの料金をわずかながら上回ることになりました。

Netflixがコンテンツに巨額の費用を投じていることは間違いなく、正確には今年は170億ドル(約1.9兆円)に上ります。しかし、この値上げは、会員数の伸びが鈍化している北米でより多くの収益を上げなければならないというNetflixのニーズを反映したものでもあります。

この難問を解決するために、Netflixは野心的な任務を課されています。それは、米国外でより多くの視聴者を獲得し、(費用のかかる)超大作フランチャイズの探求を続け、ますます競争が激化するこの分野でトッププレイヤーとしての評判を確立することです。

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SURPRISING DISCOVERIES

世界のトリビア

  1. 「中国で最も有名な顔」の正体。中国の高級ベッドメーカー、デ・ルッチ(De Rucci)の広告に使われている男性の顔は中国人にとってお馴染みですが、その当人、ティモシー・ジェームズ・キングマンのことは誰も知りません
  2. 米ロードアイランド州の性犯罪者、新型コロナで発見される。自らの死亡を偽装し米国を逃亡した男が、スコットランドの病院にCOVID-19で入院しているところを発見されました。男は、性犯罪で指名手配されていました。
  3. フェイスブックが人間のように見えるロボットアイをつくった。アニマトロニクスの頭部に装着するように設計されており、不気味さを感じさせないようになっています。
  4. FitBitをFaceBitと交換しよう。研究者たちは、呼吸と心拍数をトラックできるN95マスク装着型デバイスの開発に取り組んでいます。
  5. サラブレッドの馬が登場する前に、クンガ(kunga)がいた。いまから約4,500年前、馬が流通する以前の古代メソポタミアでは、ロバとシリアの野生ロバの雑種が、非常に重宝されていました。

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