Daily Brief:トランプVSモディの行方

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What to watch for today

世界で今日起きること

Quartz読者の皆さん、おはようございます。今日からまた1週間が始まります。世界の「次」を知るためのニュースをどうぞ。英語版はこちら(ニュースレターの一番下部に、SNSシェアのボタンが設置されました)。

U.S. President Donald Trump and First Lady Melania Trump board Air Force One as they depart Washington for India from Joint Base Andrews in Maryland, U.S., February 23, 2020. REUTERS/Alexander Drago – RC2F6F9RWF5O
U.S. President Donald Trump and First Lady Melania Trump board Air Force One as they depart Washington for India from Joint Base Andrews in Maryland, U.S., February 23, 2020. REUTERS/Alexander Drago – RC2F6F9RWF5O
  1. トランプがインドに到着。米大統領のドナルド・トランプは、ナレンドラ・モディ首相の故郷であるアーメダバードを訪問し、世界最大級のクリケット競技場の落成式を行います。貿易摩擦でぎくしゃくしていた両国の関係は、今回の2日間の外遊で円滑になる見通しです。
  2. ジュリアン・アサンジが米国への身柄引き渡しとの闘いを始める。ロンドンの法廷で、ウィキリークス創設者は、彼に対するスパイ容疑は政治的な動機によるものだと主張するとみられます。上訴を考慮すると、決定は何年も先になるかもしれません。
  3. EUがブレグジット後について交渉。EU(欧州連合)は、英国との貿易交渉が開始される前に、交渉上の立場を強化することを目指しています。英国は、ブレグジット(英国のEU離脱)移行期間が終わる12月31日までに、ほとんど関税を課さないカナダ方式の協定を成立させたい考えです。 

【今日の夕方は…】

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Image: REUTERS/KAI PFAFFENBACH

今日、2月24日(月)のPMメールは、「Next Startups(次なるスタートアップ)です。もはやこの数年で、消費者にとっても珍しいものではなくなったドローン。無人で小回りが効く利便性から、防衛産業でも活用されているこのデバイスに対し、新たなテクノロジーで対策を講じる新型スタートアップを紹介します。

Over the weekend

週末に起きたこと

  1. マレーシアの政治的陰謀が激化した。首相を目指すアンワル・イブラヒムは、与党連合を変更し、彼への首相ポストの委譲を否定する計画があると警告しました。現在首相を務めているマハティール・モハマドは、昨年の選挙に先立ち、最終的にアンワルに首相の座を譲ると約束していました。
  2. コロナウイルスの症例がランダムな場所で急増。イタリア、イラン、および韓国で罹患数の急増が報告され、中国本土とは関係なく他の国々の間での感染が起きている恐れが強まっています。中国での死者数は2,440人を超えました
  3. イラン国会選挙で、強硬派が勝利。民族主義者と宗教保守派が改革派を完全に破り、ハッサン・ロウハニ大統領は弾劾される可能性もあると推測されます。コロナウイルスへの恐怖から、投票率は低いものとなりました。
  4. バーニー・サンダースがトップランナーの地位を固めた。米大統領選では、バーモント州選出の上院議員がネバダ州の党員集会で民主党のライバルを破り、ジョー・バイデン元副大統領は2位に終わった後にカムバックを宣言しました。
  5. IntuitによるCredit Karmaの買収が間近に。 税務処理ソフト「TurboTax」を抱えるIntuiteは、個人向け金融サービスを提供するCredit Karmaの約70億ドルを支払う予定がある、と米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じています。このディールは月曜にも締結される可能性があります。ちなみに、カリフォルニアに拠点を置くIntuitの時価総額はおよそ770億ドル(8兆5000億円)です。

今週の特集

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今日24日の日本時間夕方に配信開始の、Quartz(英語版)の特集は「China’s first global app(中国初のグローバルアプリ)」です。Tik-Tokを武器に、グローバルなプラットフォームを作り上げたByteDance。アリババ、テンセントの巨人に頼らず、世界を駆け巡る彼らの野望をQuartzがレポートします。

 

Matters of debate

世界のトリビア

  1. 英国の新しいパスポートはあまり英国的ではない。新しい青いパスポートは、フランスの会社がデザインし、ポーランドで印刷されました。
  2. Teslaは「ツリーパイレーツ」に勝利したと宣言。 ドイツの裁判所は、環境保護団体からの抗議にもかかわらず、同社に森林を伐採する許可を与えました。
  3. ヨーロッパの人々は祈りを捧げている。100万人の訪問者がドイツの道端のチャペルに立ち寄っており、こうした祈りのスペースは西ヨーロッパに広がっています。
  4. アイルランドの麻薬ディーラーが6,000万ドル(約67億円)相当のビットコインのパスワードを紛失した。彼は釣り竿のケースにそれを隠していましたが、彼が逮捕された後に大家が捨てました
  5. 北朝鮮の囚人と看守が一緒に脱出した。そのありそうもないペアは、人々の逃亡を手助けするブローカーとのつながりのおかげで、北朝鮮から脱出することができました。

(写真:ロイター)

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