先週と今週のQuartz Japan(7/27〜7/31):コロナはECをブランド化する

REUTERS/Fernando Carranza
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先週のストーリー:コロナはECをブランド化する

REUTERS/Fernando Carranza
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US版Quartzでは、54人の識者に「5年後の世界」を訊ね、「The New Normal」として特集しました。金曜夕方のニュースレターでは、そのうち5人のオピニオンをピックアップ。そのなかでも、この数カ月で起きた変化のうちでもっとも大きな変化のひとつが「食料品の買い出し」だったと語るのは、ベリー類を販売する米小売業Driscoll’s(ドリスコル)社長のソーレン・ビョーンです。

オンラインショッピングそのものは、コロナ以前から盛んに利用されてきました。しかし、とくに青果物において「消費者はオンラインショッピングを十分に信用できなかった」と、ビョーンは言います。鮮度が大事な青果物は、お店で商品を見て(ときには手触りも確かめて)買うのがあたりまえだったのです。

パンデミックはそうしたスーパーマーケットでのプロセスさえも、過去のものに変えました。そして、そこにこそECのチャンスが見出せるとビョーンは語っています。

「考えてみると、青果物で名前を知られているブランドは少なく、Driscoll’sはそのうちのひとつで、品質の良さで知られています。食料品の即日配達サービスであるInstacartには、すべての青果物ブランドが掲載されているわけではありませんが、Driscoll’sの苺があるかどうか、消費者は気づきます。つまり、オンラインショッピングをする消費者には、選択肢があるということが見えてきました。Driscoll’sの苺を高い値段で購入するか、ほかの安価な苺を購入するか。これは生産者たちにとっても良いことで、ブランド力がより大事になってきます」

同じニュースレターでは、ソーシャルメディアやヘルスケア、オフィス、そして自動化するシステムそのものについて、名だたる面々が持論を展開しています。

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では、今週のPMメールでお届けする予定の5つのストーリーをお知らせします👇


月:Next Startups🚀

毎週月曜夕方にお届けするNext Startupsでは、ベンチャーキャピタル「WiL」のパートナー、久保田雅也氏のナビゲートで、世界で「次」に来るスタートアップの動向をお届けしています。

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7月27日は、「衝撃の言語生成モデル、GPT-3の全貌」。先日、Twitterのトレンドに躍り出し話題となった「GPT-3」。AIの分野で最も難易度が高いとされる自然言語解析の分野で、タイトルだけ入力すれば、記事を書き上げてしまう言語生成モデルを開発するなど、衝撃の進化を見せるスタートアップを紹介します。


火:Asian Explosion🐉

火曜の夕方にお届けするのは、Asian Explosion。発展めざましい中国、インドに加え、東南アジアや韓国でも胎動しているグローバルビジネスを動かす大きな力を伝えます。加えて、海外から見た日本の姿もお伝えします。

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Image: REUTERS / TOBY MELVILLE

28日は「ファーウェイについて知っておくべきこと」。英国が5G網整備からの排除を発表した、中国最大手の通信会社・華為技術(ファーウェイ)。米国に次ぐ“包囲網”の影響は、グローバル経済においてどのようなインパクトとなるのでしょうか。


水:Africa Rising🌍

水曜の夕方にお送りするAfrica Risingでは、次なる有望市場として、凄まじい勢いで伸びている「アフリカ」の今をお届けしています。

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29日は「アフリカの大麻王国」についてお届け。アフリカ南部の立憲君主国家レソト王国。薬用CBD製造のための大規模加工施設をもつこの国に、産業としての大麻栽培の現在を追ったレポートです。


木:Millennials Now👫

毎週木曜夕方は、Millennials Now。アメリカをはじめ、世界の次のビジネス動向に、絶大な影響を与えるミレニアル世代や、その下のZ世代の動向をお伝えしていきます。

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30日は「e-bikeが売れている」をテーマにお届け。パンデミックによって、人々の「足」となる手段にも変化がありました。自転車の売り上げが好調なだけでなく、そのなかでもe-bikeの需要が世界中で増加。その現状についてレポートします。


金:New Normal♻️

従来型の資本主義経済への疑問は、新型コロナウイルスのパンデミックを受け、もはや喫緊に解決すべき課題へと変わりました。New Normalでは、パンデミックを経た先にある経済のありかたを、今も世界で立ち上がっていることばや人の動き、社会の変化から見据えていきます。

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31日は、「全体から個へ。消費者が“管理”する気候変動」をテーマにお届け。ロックダウンにより大気汚染が軽減された欧州。ポストコロナで気候変動と付き合っていくキーワードとなるのは、「個人」が管理することです。今回は、私たちがこれからできることを、テクノロジーのツールもあわせて考えていきます。


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